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【甲子園】大会第12日目の注目選手と見どころ

2017.8.19

甲子園大会12日目の注目選手と見どころ

「第99回全国高校野球選手権大会」大会12日目の試合ごとに注目選手と見どころを、おなじみのアマチュア野球ウオッチャー西尾さんが解説!注目選手のプレーを見逃すな!


いよいよベスト8が激突!注目は第3試合!

大会第12日

三本松(香川)vs 東海大菅生(西東京)
天理(奈良)vs 明豊(大分)
広陵(広島)vs 仙台育英(宮城)
盛岡大付(岩手)vs 花咲徳栄(宮城)

三本松(香川)vs東海大菅生(西東京)

東海大菅生は西東京大会から打線が好調を維持している。特に田中幹也、松井惇、小玉圭吾、片山昂星と続く上位打線は長打力と機動力を兼ね備えており、あらゆるパターンで得点することができる。投手陣もエースの松本健吾を3回戦で温存できたことが大きい。

三本松はエースの佐藤圭悟が好調。3回戦では強打の二松学舎大付打線をわずか87球で抑え込んだ。これまでと同様に上手く打ち気をそらすピッチングで終盤勝負に持ち込みたい。

東海大菅生の小玉佳吾内野手(左)と田中幹也内野手(右)
小玉佳吾内野手(左)と田中幹也内野手(右)

天理(奈良)vs 明豊(大分)

3回戦で劇的な逆転サヨナラ勝ちをおさめた明豊は打線が活発。特に3番の濱田太貴は2試合で打率6割、2本塁打、8打点と絶好調。後ろを打つ主砲の杉園大樹も3回戦で復調の兆しが見られ、リードオフマンの三村鷹人も打率5割と当たっているのは心強い。投手陣と守備には不安があるだけに、序盤でリードを奪いたい。

天理は大会前に不安視されていた投手陣がここまで粘り強く投げられているのがプラス要因。打線は力のある太田椋、神野太樹の中軸の前にチャンスを作れるかがポイントになるだろう。

広陵(広島)vs 仙台育英(宮城)

2回戦、3回戦とロースコアの接戦をモノにした仙台育英と強豪3校を次々と破って勢いに乗る広陵の対戦。仙台育英はエースの長谷川拓帆の疲労が気がかり。打線で何とかカバーして主導権を握りたい。

広陵は何と言っても捕手の中村奨成の存在が大きい。3試合で4本塁打の勝負強いバッティング、矢のようなスローイングで今大会のMVPとも言える活躍を見せており、一躍ドラフトの目玉とも言える存在となっている。仙台育英バッテリーがいかに中村を抑えるかが試合のポイントとなるだろう。

広陵の平元銀次郎と中村奨成のバッテリー
広陵の中村奨成(左)と平元銀次郎(右)のバッテリー

盛岡大付(岩手)vs 花咲徳栄(宮城)

強力打線を擁する似たタイプのチーム同士の対戦。盛岡大付は当たりの出ていなかった植田拓が3回戦で2本塁打と調子が上がってきたことが大きい。投手陣は少し不安が残るだけに先制点を奪って主導権を握りたい。

花咲徳栄は3回戦で前橋育英の強力投手陣を打ち込んできたことが何より大きい。抑えを任せられている清水達也もこれまで多くのイニングを投げておらず、3回戦では150km/hをマークするなど調子が上がっているのもプラス材料だ。長打を打てる選手が多いだけに終盤まで目の離せない展開になるだろう。

花咲徳栄の中軸西川愛也(右)と野村佑希(左)
花咲徳栄の中軸野村佑希(左)と西川愛也(右)

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