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【選抜注目選手】 MAX150キロの怪物左腕! 大阪桐蔭高校・高山優希

2016.3.25

 強豪・大阪桐蔭の左腕エース高山優希。昨秋行われた神宮大会では、衝撃の投球を披露。プロ注目投手が多い今世代の中でも、一際目立つ存在に躍り出た。偉業達成を阻まれた昨年のセンバツの借りを返すべく、エース高山はリベンジに燃えている。


◆MAX150キロ!怪物誕生の瞬間

 昨秋に行われた神宮大会準決勝(対高松商)。9回のマウンドに上がった大阪桐蔭の左腕エース高山優希は、1イニングだけの登板であったが、その投球はまさに圧巻。見ている観客に強烈なインパクトを与えた。

 初球は143キロを計測し、その後も140キロ台を連発していた。そして、最後の打者を三振に仕留めた1球でついに大台を記録。なんと150キロが計測されたのだ。この瞬間、高校野球界に新たな怪物が誕生したのである。


◆球速差50キロ以上を操る投球術

 MAX150キロという数字が先行し、ストレートに目が行きがちだが、変化球とのコンビネーションも高山の持ち味だ。

 スライダー、スプリット、カットボールに加え、最遅90キロのカーブで打者を翻弄していく。ストレートの球速差は50キロ以上と、緩急を操る投球術は高校生離れしている。プロ注目投手が勢ぞろいする今大会においても、その実力はNO.1ではないだろうか。

 22日に行われた土佐高校(高知)戦は、8回2安打8奪三振に抑える好投を披露し、観衆を沸かせた。


◆昨年のリベンジに燃える

 高山は1年秋からベンチ入りを経験し、当時のエース田中誠也(立教大学へ進学予定)の陰に隠れながらも、その才能を早くから発揮してきた。昨年のセンバツでは、準決勝の敦賀気比(福井)戦に登板し、4回1/3を無失点に抑え、見事な甲子園デビューを飾ったのだ。しかし、自身の結果とは裏腹に試合は0‐11で敗れ、大阪桐蔭は史上5校目となる夏春連覇を逃した。

 今大会、順調に勝ち上がればその敦賀気比とは、奇しくもまた準決勝で対戦する可能性がある。先輩たちの夢を阻んだ相手にどのような投球を披露してくれるのか、そして甲子園の地で150キロを記録することができるのか、怪物・高山の投球から一瞬も目が離せない。


  



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