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【少年野球指導者のひとり言】視界が変われば成長する

2016.3.4
長男が産まれた時(と言っても随分前の話ですが)、初めての子育てを通じて多くのことを学びました。

子どもの成長って凄いですよね?

寝返り、ハイハイ、掴まり立ち、自力歩行…。これらを経る毎に知恵が発達することを実感します。恐らく視界が変わることによって、情報量が増えて知恵が発達するんだと思います。

野球も同じだと思います。
新しいものを見て、聞いて、触って子どもたちは成長していきます。ボールと全然違う方向に走ったり、快速球投手に腰を抜かしたり、初めてグローブをはめる瞬間だって、「視界が変わる=成長機会」です。

ふと思いました。昨日の練習で子どもたちに見えたものは「新たな視界」それとも「見慣れた風景」どっちだったんだろう?と。

選手を観察し、練習内容の工夫だってしているつもりです。だけどそれは「大人の視界」ではないか?
言い古された言葉ですが、「子供の目線」の大切さを再認識した『ひとり言』でした。

※Facebookページ「少年野球指導者のひとり言」より転載。


著者:廣川 寿(ひろかわ ひさし)
愛媛県出身。松山北高校時代に投手として選抜高校野球(春の甲子園)に出場。甲南大学時代は投手として阪神大学野球連盟の数々の記録を塗り替える。社会人野球まで投手として活躍。自身の息子が少年野球チームに入部したことをきっかけに学童野球のコーチとなる。現在は上場企業の管理職として働く傍ら、横浜港北ボーイズのコーチとして「神奈川NO.1投手の育成」を目標に掲げ、中学生の指導に情熱を注ぐ。


  


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