全国各地では早くも来年春の選抜高校野球出場を目指す秋季大会がスタートしている。そんな新チームで今後が楽しみな1、2年生の選手について、スポーツライターの西尾典文氏に甲子園出場経験のない中からピックアップしてもらった。6人目は藤蔭の梶原一晋選手。
大型でも身のこなしがよく、プレーの形がきれい
梶原一晋(藤蔭)
・学年:3年・ポジション:遊撃手
・身長/体重:181cm/76kg
・投打:右投左打
・化ければこんな選手!: 京田陽太(DeNA)
【寸評】
大分で楽しみな存在となっている大型ショート。体の近くから鋭く振り出せるスイングの軌道は理想的で、体が流れずにしっかりと残して打つことができる。左方向への打球も合わせただけでなく、しっかりヘッドを利かせて打てるのが長所だ。ショートの守備はまだ無駄なステップが多く、持ち替えのスムーズさも課題だが、捕球も送球も形が安定している。三遊間の深いところからノーバウンドで一塁まで投げられる肩の強さも持ち味だ。攻守ともにプレーの躍動感が出てくれば、将来的にはプロ入りも狙えるだろう。(西尾典文)関連記事
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