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織田晟牙(星稜)|新チーム期待の1・2年生特集

2024.10.9

全国各地では早くも来年春の選抜高校野球出場を目指す秋季大会がスタートしている。そんな新チームで今後が楽しみな1、2年生の選手について、スポーツライターの西尾典文氏に甲子園出場経験のない中からピックアップしてもらった。8人目は星稜の織田晟牙投手。


左右に体が振られない、悪い癖のないフォーム

織田晟牙(星稜)

・学年:1年
・ポジション:投手
・身長/体重:182cm/79kg
・投打:右投右打
・化ければこんな選手!:千賀滉大(メッツ)

【寸評】

星稜中時代から評判の大型右腕。まだステップの幅が狭く、上半身の力に頼ったフォームだが、左右に体が振られることなく直線的に踏み出せており、体の近くで縦に腕が振れる。肘の使い方に柔らかさと強さがあり、指先の感覚の良さも長所だ。スライダー、カーブともにまだ変化が早く、スピードも不足しているが、それでもストレート主体で抑えられる。春の北信越大会では先発も任され、3回を1失点と見事な投球を見せた。春の時点でのストレートは130キロ台後半だったが、フィジカル面を強化できれば、まだまだ成長が期待できそうだ。(西尾典文)

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