全国各地では早くも来年春の選抜高校野球出場を目指す秋季大会がスタートしている。そんな新チームで今後が楽しみな1、2年生の選手について、スポーツライターの西尾典文氏に甲子園出場経験のない中からピックアップしてもらった。2人目は興国の大鶴彪太朗選手。
リストワークの良いスイングと外野から見せる強肩
大鶴彪太朗(興国)
・学年:2年・ポジション:外野手
・身長/体重:181cm/80kg
・投打:右投/右打
・化ければこんな選手!: 森下翔太(阪神)
【寸評】
大阪で復活の兆しを見せている古豪で楽しみな存在となっている強打の外野手。大きい構えでゆったりとタイミングをとり、スムーズに引っ張るスイングで長打力も申し分ない。旧チームから4番を任せられており、夏の大阪大会でもホームランを放った。パワーだけでなく、内角のさばきが上手いのも長所。中学時代は捕手で、センターの動きはまだ課題が残るが、肩の強さがあるのは魅力だ。貴重な右の強打者候補として、来年の大阪を沸かせる存在となる可能性は高い。(西尾典文)関連記事
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