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助っ人外国人選手の登竜門? 節分はアピールの場

2016.2.3
◆節分は寒さが一番厳しい「大寒」の前日

 2月3日は、節分である。各地の神社で賑やかなお祭りが行われ、力士や年男となる芸能人が豆まきをする様子をニュースなどで目にする方も多いだろう。もちろん、一般人にも人気の高いプロ野球選手も各地で節分ならではのイベントに参加している。特に、日本文化とのコラボレーションが面白いからか、各球団の助っ人外国人選手がこの日にクローズアップされることが多い。


◆助っ人も陽気に豆まき

 記者や、球団関係者が鬼のお面を被って豆をぶつける外国人たちは、子どものように無邪気で楽しそうだ。マウンドでは強面の阪神タイガースのメッセンジャー投手が、鬼のお面を被ったカメラマンに向かい「フクハウチ~」と叫ぶ姿は、選手たちの意外な一面をかいま見させてくれる。

 他にも、一昨年の横浜DeNAベイスターズでは中畑清監督の両隣にブランコ選手(現在はオリックス・バファローズ所属)と、モーガン選手(現在はフリーエージェント)を従え、袴姿で大いに盛り上がっていた。


◆今年“福”をもたらす選手は誰か

 さらに、節分の日に忘れてはいけないのが「恵方巻き」である。諸説さまざまであるが、恵方巻きには七種類の具材が巻かれており、この数字は商売繁盛や無病息災を願って「七福神」にちなんだものであり、福を巻き込むと意味付けされている。
 
恵方巻きを食べる姿で注目を浴びたのが昨年の広島東洋カープのザガースキー投手。恰幅の良い体格と、明るい性格で広島のファンからも愛された選手である。
そんな彼が大きな口を開けて、恵方巻きにかぶりつく光景を覚えているプロ野球ファンも少なくない。むしろ、本業のピッチングよりも鮮明にファンに覚えられているシーンなのかもしれない。

 じつは初来日の助っ人外国人選手の多くが、日本に来てから初めての祝日となるのが節分の日。さて、今年はどの選手にスポットが浴びるのか注目である。


 


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