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名門大から奨学金オファーが殺到!元高校球児・西田陸浮さんに聞くアメリカ野球留学

2022.5.19

殺到したオファーからオレゴン大学を選んだ理由


——マウントフッド大学での活躍もあり、数ある有名大学から奨学金のオファーが殺到したそうですね。その中からオレゴン大学を選んだ理由を教えてください。

まず施設がすごいことですね。あとは毎年全米のTOP20に入る野球のレベルが高いということ。さっき話したUCLAよりもオレゴン大学とオレゴン州立大学はさらに上なんです。実はオレゴン州立大学からもオファーをもらっていたんですけど、そこのセカンドの選手がすごく上手いんです。去年はその選手が打率1位で自分が2位。最優秀選手もその選手に持って行かれて。だからその選手と違うチームに行って勝負がしたくてオレゴン大学を選びました。

——そういった理由があったんですね。

あとは自分はNIKEが好きなんですけど、オレゴン大学はNIKEのフィルナイト会長の出身校なんです。だからユニフォームなど全身がNIKEだったり、NIKEがスポーツ面を大々的にバックアップをしているそうです。

——日本と根本的な部分から違うんですね。でも金銭的な負担を親にかけないという意味では良いことですね。

金銭的な話でいうと、こっちでは奨学金も返さなくていいんです。奨学金にもランクみたいなものがあって、自分は400万円くらいは奨学金でカバーされる予定です。

目標はメジャーでプレー、そして会社経営

——アメリカに留学して一番大変なこと何でしたか?

大変なことはやっぱり勉強ですね。日本ではテストで点数が取れなくても正直野球はできてきましたから。こっちにきて英語で勉強をする大変さを感じるというよりも、そもそも勉強の仕方を知らなかったですから(笑)。そこをアメリカにきて1から学んでいる感じです。

——アメリカの大学ではいくら野球が上手くても、勉強の成績が悪いと試合に出られないと聞きました。

そうですね。単位を落とした子を試合に出すとチームが試合に出られなくなってしまいますから。だから試合に出たいんだったら勉強も頑張らないといけないんです。そこが日本の大学とは全然違うところだと思います。

——アメリカに留学して良かったと感じることは何ですか?

よく考えて野球ができるようになったことですね。1人の時間が多いですから考えることが多くなりましたね。高校でももちろん考えてやっていましたけど、より野球に向き合えるようになりました。日本では8時間くらい練習するじゃないですか? 練習をこなすだけで精一杯だった部分もありましたし、お腹いっぱいになりますよね。こっちは1日2時間しか練習をしないんです。週に1日はオフもとらなえければいけないと大学連盟で決められてもいます。だから必然的に足りない部分があれば自分でトレーニングをしたりしますし、自分と向き合う時間も増えますから、野球のことをより考えるようになりますね。

——今後の目標を教えてください。

オレンゴン大学ではまずはレギュラーを獲ること。そしてカンファレンスで優勝することですね。卒業後はMLBのドラフトに掛かることですね。その先は日本、アメリカを問わず会社経営をしたいですね。そこは日本にいるときからブレていないです。

——最後に日本の高校球児達に向けてひと言お願いします。

高校野球を頑張っていれば、日本の大学だろうがアメリカの大学だろうが、野球を辞めても充実した生活を送れると思います。だからまずは目標を持って、目の前の野球を頑張ってください。


西田さんのお話を聞いていると、高校卒業後の選択肢を日本だけに限定する必要はないと感じます。
選択肢を広げることで、自分の可能性も大きく広がります。卒業後の自分の進路、じっくり考えてみましょう。

プロフィール

西田陸浮(にしだ・りくう)
170cm70kg。大阪府枚方市出身。野球を始めたのは小学校から。中学では2年まで野球チームに所属せず、3年になってから「野球で進学したい」と思い、北大阪ボーイズに所属。高校は親元を離れて東北高校へ進学。東北大会準優勝という成績を収めたが甲子園出場はならなかった。現在マウントフッド大学2年。この秋からオレゴン大学に入学予定。


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