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「脱・スコアブック」は現実的に可能? 人気YouTuberトクサンらが所属する草野球チーム「天晴」に聞いてみた

2020.1.21
今回話を聞かせてくれた天晴のメンバー。左より親分、トクサン、アニキ、クニヨシ(敬称略)

電子書籍に電子チケット、電子マネー……。じわりじわりと日常生活から紙が消えていく昨今。とはいえ、〈デジタル〉が紙を完全に超えたというわけではなさそうで、紙が根強く支持される分野もある。野球はまさにそういった分野なのかもしれない。スコアブックのような記録にまつわるツールは今も紙が主流だ。

そんな状況はこれからも続くのか? 新しい野球理論や練習法、ギアなどを積極的に試してみる動画でも知られる人気野球YouTubeチャンネル「トクサンTV」を運営するトクサンらが所属する草野球チーム「天晴」(あっぱれ)のメンバーに、野球と記録についての考え方を聞いてみた。

天晴(あっぱれ)とは?
東京を拠点に、楽しさと勝利の両方を追い求めながら日本一を目指す草野球チーム。現在は31人のメンバーが所属し年間70試合前後を戦っている。その活動の様子は50万人以上の登録者数を誇るYouTubeチャンネル「トクサンTV」で紹介されており、全国の野球を愛する人々にその名を知られている。

「天晴」ではスコアブックとスマホアプリ〈PLAY〉を併用

アニキ どんな分野でもペーパーレスに至るまでには時間がかかるものですから、野球界も道半ば、ということなんじゃないですかね。天晴でもスコアブックを使っているけれど、それにこだわっているわけではないです。新しいツールが出てくることには常に期待しています。

トクサン メンバーの成績を紹介する動画でも触れていますが、僕たちのチームでは〈PLAY〉というアプリもスコアブックとは別に使っています。記録の集計の部分は〈PLAY〉のおかげでかなり楽になったのは間違いない。

PLAY BY BASEBALL GATEとは?
株式会社Link Sportsよりリリースされている野球チームを対象にしたマネジメントアプリ。登録メンバーへのスケジュール共有や出欠の確認といったコミュニケーション機能と試合におけるスコア記録機能を2本の柱とし、どちらも直感的な操作が可能。

クニヨシ 〈PLAY〉について一番くわしいのは主務をやってくれている親分。話をしたそうにしてるので、まかせるとしよう。

親分 あっ、はい。天晴では今、スコアブックと〈PLAY〉を併用しています。記録をつける人が2人いるときは誰かにスコアブックをまかせ、僕が〈PLAY〉の入力を担当します。でも、1人で両方を入力することもありますね。

左手でスコアブック、右手で〈PLAY〉を操る親分

親分 こんな感じで入力しています。以前はスマホで入力していたのですが、最近はタブレットを使っています。〈PLAY〉の入力だけを担当しているときに「試合中なのにベンチでスマホをいじってる」と思われないように。タブレットだったら何か仕事をしているように見えてかっこいいでしょ。ほら、動画にも映ったりするので(笑)。

アニキ そんな理由かい(笑)。スマホでの入力に全く問題はないんですよ。

トクサン 2つ同時に記入するのって大変じゃないの?

親分 乱打戦になって、スコアブックの書き込みが増えてくると、少し大変になるんですけど、〈PLAY〉の入力はシンプルなので、だいたいついていけるんですよ。例えば、セカンドゴロならこんな感じです。

操作方法

クニヨシ 入力は簡単だよね。間違ってもすぐに修正できるし。スコアブックをつけられるようになるまでには、ある程度時間がかかると思うけど、〈PLAY〉はその気になればすぐにマスターできるはず。

親分 天晴の記録は、映像とスコアブック、それから〈PLAY〉の3本立てになっています。スコアブックは試合後のミーティングなどで使っています。そのあと、普通はスコアブックに書き込んだ内容を整理して、打率や防御率のような数字を算出すると思うのですが、そういう作業は全部〈PLAY〉にまかせています。

トクサン そのおかげで、選手は試合が終わった瞬間から「自分の打率がどうなったか?」みたいなことがわかるんだよね。成績は〈PLAY〉の付随サービスで開設できるウェブサイトでも公開しているから、YouTubeを見てくれている人たちにもチェックしてもらえる。

アニキ ミーティングでは、見開きで試合全体が見渡せるスコアブックを持ち、行っている現状はありますが、それは“かたち”の問題。タブレットでも同じことができるならそれでもいいと思っています。〈PLAY〉に入力したデータを、スコアブックのような見え方に変換することも技術的にはできるんじゃないかと。もっと言ってしまうと、自分たちで収録した映像と連動させて、プレーを指定したらそのときの映像がドンと出るとかね。そうなったら最高だなあ。Link Sportsさん、お願いしますよ(笑)。

クニヨシ 僕らがそんな少々無茶な期待をしてしまうのも、〈PLAY〉がこれまでもかなりの頻度でバージョンアップを行ってくれて、使いやすくなってきたのを知ってるからなんですよね。最近では、草野球ではよく発生するタイブレークに対応したりと、細かい部分のブラッシュアップが絶えず行われている。

アニキ 野球って本当に複雑だから、ああいったアプリですべてのプレーを入力可能にするのはかなり大変だと思うんです。でも〈PLAY〉は、コツコツと対応してくれている。親分がスコアブックと並行して入力できているのも、たくさんのプレーに対応していて「これどうやって入力すればいいんだ?」ってケースがほとんど起こらないからだと思うんですよ。

親分 ほかのアプリも試したことはあるんですけど、細かいプレーへの対応では〈PLAY〉は一番だと感じています。

〈PLAY〉について熱く語らう「天晴」のメンバー

様々な数字をシェアすると、様々なかたちの貢献を選手が意識するようになる

アニキ 〈PLAY〉のようなアプリで成績を集計して、いろいろな指標を算出しシェアすることは、チームが強くなっていくためにも大事なことだと思う。例えば、打率よりも出塁率が大事だという考え方がありますよね。「ヒットだけではなくフォアボールで塁を埋めることにも価値がある」というのは、頭では理解できるけど、実際にそういうプレーができるバッターを育てていくには、四球を選ぶ働きが評価される数字を目に見えるようにする必要がある。

クニヨシ 打率とホームランだけがシェアされている状況だと、どうしたってそれを目指して打席に立ってしまうんですよね。ヒットだけじゃなくて、四球もそうだし、犠打の数だったり、エラーの数だったり、そういう数字を目に見えるようにして日常的にチーム内でシェアすると、「そういうものも大事にしよう」というふうに選手の意識も変わってくると思うんです。そうなると、いろいろな戦い方ができるようになってくる。

トクサン イメージに左右されていることもあるからね。「打っていそうだ」「打っていなそうだ」というイメージが、成績を集計して確かめたら違っていたということもよくある。選手に対する間違ったイメージを持ったまま戦っていたら勝てないですよ。

アニキ そうやな。高校野球や大学野球でスコアブックを手放すというのは簡単ではないかもしれないけど、〈PLAY〉のようなアプリで成績の集計にかかる手間が減らせればマネージャーが楽になるのは間違いないし、成績のシェアは選手の意識を変える効果もあると思う。試してみる価値はあると思いますよ。


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PLAY BY BASEBALL GATEの特徴

1. 野球チームの試合スコアをサクサク記録できる。
2. チームの通算成績はもちろん、打率や本塁打数などメンバーごとの成績も確認できる。
3. 練習やイベントなどチームでの日程調整や出欠確認も超簡単。
4. アンケートなどチーム管理に便利な機能が満載!

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