企画

君に2019夏エール!鎌倉学園応援団

2019.8.7

スタンドの応援をリードする応援団。今回お邪魔したのは今春の神奈川大会で4強入りした鎌倉学園高校。“後押しできるような応援”をモットーに練習する応援団を担う野球部員を取材!


鎌倉学園高校応援団

鎌倉学園高校は今年の春の神奈川県大会でベスト4に入るほどの強豪校。中高一貫の男子校でチアリーディングなどの応援はないが毎年スタンドを盛り上げているのが〝応援団〟だ。もともとは生徒会の活動の一部であったが今はベンチに入らない3年生以外の野球部員がその役割を担っている。

「春の大会のとき、元団長から教えていただき、自分がエール交換したのがキッカケで応援団に選ばれました」と応援団長の谷口拓馬(2年)くん。 正式に決まったのは6月の上旬だった。応援団長に選出されたときの心境は「僕も応援団員をやっていたのですが、団長の姿を見てカッコイイと憧れを抱いていました。ベンチに入れなかったときスタンドでメガフォンで応援するよりも応援団をやってみたいと思っていたのでよかったです」。

[左]応援をリードする団長の谷口くん。[右上]太鼓に合わせて動きを確認![右下]応援団旗を組み立てるのも一苦労。

応援団長として苦労することも少なくない。「今年はスタンドで応援する1年生が40人ほどいるのに対し、応援団員は去年より2年生が1人少ない体制。応援のやり方を教えるのに苦労しています」。

練習の合間を縫って1年生に応援指導しているのだが、「試合に出られない悔しさはありますが、自分たちだけではなく、保護者なども一緒になって応援してくれるので、それを盛り上げている感じがして楽しいです」とのこと。「楽しい雰囲気も出しつつ、大きな声を出して、試合に出ている先輩を後押しできるような応援にしたいです」と意気込みを語ってくれた。


監督VOICE

野球部の竹内智一監督は「昨年の南神奈川大会の決勝戦では、地域の方々、保護者の皆様にスタンドを揺らす応援をして頂きました。応援団にはその応援をリードしてもらい本当に助かりました」。

試合前のノックを行う竹内監督

また高校野球の魅力を「夢は描くものの、残酷ながら一発勝負。しかし、この仲間ともっと野球がしたいという想いがときに予想を超える結果を生むこともある」と語る。鎌倉学園は昨年の夏に南神奈川大会で準優勝するも昨秋に初戦敗退。そこから奮起し、今春は4強入りして夏の第1シードを掴んだ。
「今年もみんなの力を結集させて夏の大会へ臨みたいです。応援団にはチームメイトの励みになるような応援を期待しています」。
鎌倉学園の熱い闘いが始まる。

鎌倉学園高校応援団DATA

●住所:神奈川県鎌倉市山ノ内110
●部員数:5名
●活動日:野球部の練習日
●主な活動実績:関東大会出場の際の激励会や他部活の応援など


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