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【2019センバツ】今日のベストナイン(3/26)

2019.3.26

今日のベストナイン!(3/26)

投手

河野佳(広陵)3年・174cm・76kg・右投右打
9回 被安打3 失点0 奪三振8 与四死球4
初回にいきなり最速150キロをマークして驚かされたが、決してスピード偏重にならずに丁寧なピッチングで見事に3安打完封。同じ球種でもバリエーションがあり、しっかりカウント球と勝負球を投げ分けることができている。少し左肩が上がるアクションの大きいフォームだがコントロールのレベルの高さも光った。



捕手

進藤勇也(筑陽学園)3年・181cm・83kg・右投右打
4打席 4打数 2安打 1打点
少し肘が下がる腕の振りは気になるものの、素早いフットワークと地肩の強さが光るスローイングは高校生では上位。投手へ返球するテンポも良く、接戦を制する原動力となった。打つ方も下位打線だがシャープなスイングで、しっかり強く振り切れるのも持ち味だ。

一塁手

中村楓大(広陵)3年・176cm・78kg・右投右打
3打席 2打数 1安打 1四球
第1打席のシングルヒット1本に終わったが、技術の高さが光り選出した。しっかりとバットを立てて構え、ゆったりと呼び込んでスムーズに引っ張る打球は迫力がある。スイングのイメージは高校の先輩である中村奨成(現広島)に重なる。守備の動きも悪くなく、2回戦以降は外野を守る姿も見たい。

二塁手

中冨宏紀(広陵)3年・165cm・66kg・右投右打
4打席 4打数 1安打 1打点 
一つ捕球ミスはあったものの、上背の無さを感じさせないスピーディーな守備が光った。打球に対する反応、一歩目のスタートが良く、守備範囲の広さは申し分ない。打つ方も追い込まれてから粘りを見せて簡単にはアウトにならず、食らいついて貴重な追加点となるタイムリー内野安打を放ち、勝利に大きく貢献した。

三塁手

該当者なし

遊撃手

宗山塁(広陵)2年・173㎝・70㎏・右投左打
3打席 3打数 1安打
3試合ともショートの好素材が目立ったが、攻守のバランスの良さから下級生の宗山を選んだ。一つエラーを喫するなど堅実さには課題が残るものの、柔らかいハンドリングとスローイングは見るからにセンスがある。打撃に関しても無駄のないスムーズな振り出しで芯に当てる技術が高い。力強さがアップすれば、来年は更に騒がれる存在になるだろう。
 

外野手

神内秦(福知山成美)3年・168cm・62kg・右投左打
4打席 4打数 2安打 1打点 1盗塁
小柄だがスピードは大会でも屈指の存在。トップスピードになるまでが速く、一塁到達では4.0秒を切るタイムをマークした。決して当て逃げではなく、しっかり振り切れるのも長所。盗塁のスタートも思い切りよく、見事に成功させた。パワーがついて粘りが出てくればリードオフマンタイプとして面白い存在になるだろう。
 
福岡大真(筑陽学園)3年・175㎝・78㎏・右投左打
4打席 3打数 2安打 1四球
打順は6番だが、なぜ中軸を任されていないかが不思議な左の強打者。少しバットを引く動きと足の上げ方が大きいのは気になるものの、思い切りの良いスイングでヘッドスピード、打球の速さとも申し分ない。ただ引っ張るだけでなく左方向へ打てるのも長所。ライトから見せる強肩でも目立った。
 
該当者なし


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