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【慶應義塾】日本一になるため、新しいことに「挑戦」するオフシーズン

2019.1.21

2018年、春夏で甲子園に出場した慶應義塾高校野球部。そんな神奈川の強豪校はオフシーズンにどんな練習、トレーニングに取り組んでいるのか? そこにはどんな考えや意図があるのか? チームを率いる森林貴彦監督にお話を伺った。


「挑戦」を掲げた冬シーズン

 2018年12月中旬、慶應義塾高校を訪れると、チーム全員がトレーニングルームに集まり、メーカー担当者による説明に耳を傾けていた。その内容は、冬から導入予定の新しいトレーニングに関することだった。なぜ、今なのか。
「12月に入ったときに、ミーティングで『新しいことに挑戦していこう』という話をしました。それは選手へのメッセージでもあり、自分自身に向けたメッセージでもあります」




 語るのは、就任後4度目の冬を迎えた森林貴彦監督である。
慶應義塾普通部(中学校)、慶應義塾高、慶應大の出身で、大学時代は母校の学生コーチとして1995年夏の神奈川大会準優勝を経験した。卒業後は大手企業で働いていたが、学生コーチで体感した興奮と充実感を忘れられずに退職。教員免許を取るために、筑波大の大学院に入学し、コーチング論を学んだ。2002年から慶應義塾幼稚舎(小学校)で働くと同時に、再び母校のコーチに就任。コーチと助監督を経て、2015年夏の大会後から監督の座に就いた。



そして、2018年春に監督として初めて甲子園の土を踏むと、同年夏には北神奈川代表で甲子園1勝。秋は県大会準決勝で横浜と接戦を展開するも、1対2の逆転サヨナラ負けを喫した。
「上の代が春夏甲子園に出場して、秋も横浜と接戦。そこで満足していたら、さらに上にはいけないよという意味での『挑戦』です。甲子園に出て、日本一になるにはどうしたらいいのか。この冬は新しいことに挑戦しています」

 いかに、上を見て、チーム力を高めていくか。公式戦の勝敗に一喜一憂することのない冬場は、新しいことに取り組みやすい季節ともいえる。
 

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