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【聖心ウルスラ学園】強固な投手陣を作り上げた名物「チャリトレ」

2018.6.27

近年、聖心ウルスラ学園が宮崎県内で安定的な強さを発揮できている要因に、強固な投手陣の存在がある。現チームも最速145キロ右腕エース戸郷翔征を筆頭に、バラエティに富んだ左右の投手が揃った。


春は宮崎大会5試合で1失点。当然のように、聖心ウルスラ学園の投手育成に対する関心は高まりつつある。そもそも小田原斉監督が求める理想の投手像とは、いったいどんなものなのだろうか。

「マウンド上にいる投手が投球することで野球というゲームは動き始めるのです。だからこそ、投手は常に自分のリズム、間合いで投げることが大事になります。打者を含めた野手はそれに合わせなければいけません。だからこそ、プレー中は自信を持って堂々と投げてもらいたいと思いますが、一歩離れたところでは気遣いや心配りができる人間であってほしいのです」

そういう意味では現在のエース、戸郷はまさに小田原監督の要求を高いレベルで兼ね備えている投手と言える。今春解禁後の練習試合では、センバツに出場した日大山形を相手に14個の三振を奪うと、春初戦の小林西戦でも被安打2、14奪三振の快投を演じている。


初戦で敗れた春の九州大会では、直前に風邪を引いて万全ではなかった。小田原監督も「常にベストコンディションで投げられるわけではない。こういう状態でも試合の中で微調整しながらしっかり抑えていこう」と尻を叩いて送り出したが、戸郷は明豊の強力打線を相手に被安打10、4失点で9回を投げ切ったのだった。
「本当にトップクラスの力がある打線を相手に、よく4失点に抑えたと私は評価しています。いい意味で捉えれば、あの時期(4月末)にコンディションが悪い中で良い投球ができた。あくまでプラスに捉えているのです。昨秋以降の戸郷は、自分という存在がチームの中でどういうものなのかを理解しているし、自分の言動、立ち振る舞いがどうあるべきかを常に理解したうえで行動してくれます」

MAX145km/hを誇り「九州ナンバーワン」の呼び声も高いエース戸郷翔征

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