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関西ボーイズリーグ、ここまで高いトップレベルたちのポテンシャル!関西ブロック支部対抗 オールスター大会

2017.3.24

高いポテンシャルを示した関西ボーイズリーグの選手たち

毎年3月、ボーイズリーグ関西ブロック支部では各地区の選抜選手が一堂に集まるブロック支部対抗オールスター大会が久宝寺球場で行われている。開会式の初日は特別協賛である株式会社ニューバランス ジャパン主催による、プレーヤーズイベントも企画され、中学生185人、小学生91人の計276人が各種コーナーを体験しました。


3月18日から行われた「ニューバランスプレゼンツ第8回 関西ブロック支部対抗 オールスター大会」。初日は大阪の久宝寺球場に各地区から選抜された全選手が集合し、開会式を行った後、ニューバランス社から様々なアクティビティーが提供されました。成績上位者にはスパイクやシューズ、Tシャツなど豪華景品も用意され、参加した球児たちからは多数の笑顔がこぼれました。

【主な競技メニュー】

■スピードキャッチボール(チーム対抗)

小学生は10m、中学生は15mの距離で1チーム20人で入れ替わりキャッチボールを行い、最後の選手がキャッチするまでのタイムを競う。

■ベースランニング(チーム対抗)
ベース一周のランニングを1チーム20人でリレーし、総合タイムを競う。

■ロングティー(チームから選抜された代表者3名)
チーム代表選手3名がトスされたボールをスタンドに向かってティー打撃を行う。スタンドインした本数を競う。

■パラボリックスロー(個人対抗)
小学生15m、中学生30m離れたカゴをめがけ、ボールを投げ入れる。1人2球、見事にボールを投げ入れることができた選手は景品授与。

正規の競技は以上の4競技だが、昨年オフにダルビッシュ有選手(レンジャーズ)から直々に自主トレに招待を受け、一緒にトレーニングを行ったことでも有名な野球系人気ユーチューバー「クーニンTV」のクーニンさんも登場。エキシビジョンとして簡易ブルペンが設置され、腕自慢のスピードガンコンテストも行われた。

そのスピードガンコンテストでは、真っ先にチャレンジした大阪南支部選抜の田上奏大選手(西成ボーイズ)がいきなり130km/hをマーク。180cm、64kgのスラリとした投手らしい体型で、長いリーチからキレの良いストレートを連発していた参加選手から喝采を浴びていました。

その田上選手を上回る131kmで1位に並んだのが大阪北支部選抜の吉安遼哉選手(西淀ボーイズ)と京都府支部の西本晴人選手(京都洛北ボーイズ)の二人。

吉安選手は177cm、77㎏というがっちりとした体格で本職は捕手とのこと。左打ちからの強打を誇り、侍ジャパンでも活躍した筒香嘉智選手(DeNAベイスターズ)が目標ということで今後の活躍が期待されます。
西本選手も178cm、72kgと中学生では大型の本格派右腕。鋭い腕の振りでスピードだけでなく安定した球筋も光っていた。
実際にボールを受けたクーニンさんは「130km/hのボールが投げられるとは思わなかった。正直怖かった」と中学生たちのポテンシャルにびっくりしていました。

一番の盛り上がりを見せたのが、プログラムの最後に用意された中学生球児によるロングティー対決。1チームから代表者3名を選出し、持ち玉は一人3球。マウンド付近からセンター方向へ目掛け、距離にして約90m〜100mほど。大きな放物線を描く打球が上がる度に選手、関係者からも多くの歓声が上がりました。

そんな中、抜群の飛距離を見せたのが奈良県支部の水町達哉選手(奈良葛城ボーイズ)と和歌山県支部の森本恵翔選手(紀州ボーイズ)の二人だ。
水町選手は大人顔負けの185cm、90㎏の体格で見事、3本連続スタンドインで優勝に輝きました。


対する森本選手も189cm、98㎏と体格では水町選手をも上回り、スタンドインは2本と、惜しくも2位でしたが豪快なスイングと飛距離は見事でした。

「遠くにボールを飛ばすコツ」について二人に聞いてみると水町選手は「芯でとらえることとあとはとにかくフルスイング」、森本選手は「下半身を押して回すイメージ」という答えが返ってきた。
水町選手はデイビッド・オルティス選手(元ボストン・レッドソックス)、2位の森本選手は中田翔選手(日本ハムファイターズ)が目標とのことで、今後の成長次第では二人が将来、日本だけでなく海外でも活躍することも決して夢物語ではないでしょう。


また、会場ではニューバランスのスパイクやトレーニングシューズをその場で試し履きできるコーナーも設けられ、3月に発売されたばかりの「L3000」モデルやメジャーリーガー着用モデルのカラフルなカラーリングスパイクに球児たちは心躍らせていた。
一目見て、「かっこいい」とブースに殺到するなど、思い思いにニューバランスのシューズを堪能していました。ベースランニングで早速実使用で試す球児も出てくるなど、特徴である「足入れのフィット感」「走る時の安定感」を体感していました。


中学年代でこうした選抜チームとして活動する機会は限られているが、「普段一緒にプレーしていない選手からたくさんの刺激を受けた」と話す球児も多く、身近なライバルたちとの切磋琢磨を実感した1日となりました。また、今後中学を卒業して、高校に進む中で県大会や甲子園で再会する子たちもいるでしょう。そのような機会を提供する今大会の意義も大変大きいと感じました。そして何より、参加した選手達がこのイベントを楽しんで、自らはつらつとしたプレーを見せてくれたこと印象的でした。

楽しみながら、多くの選手のプレーに触れて、刺激を受け、また自分のチームに帰って更にレベルアップを目指す。そういうサイクルを生み出す貴重なきっかけとなっていました。

(取材・文=西尾典文 写真=松橋隆樹)

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