トレーニング

コンディションを整える部屋での過ごした方

2016.4.11
  就寝前にはスマホやパソコンの画面を見るのは避けよう


 体力的な疲労を回復させるためのコンディショニング方法はさまざまありますが、自宅もしくは自分の部屋で過ごす時間の使い方を改めてふり返ってみましょう。身体のことを気づかった生活はケガ予防にもつながります。

●ストレッチをする(特に入浴後)
チーム練習の中でもクールダウンとしてストレッチなどを取り入れているところは多いと思いますが、全体で行うものはあくまで最低限のものと考えた方がよいでしょう。特に不安部位などがある場合は、その部位を入念にストレッチしたり、動かしたりすることが必要となることもあります。身体が温まっているとき、すなわち筋温が上がっているときはより筋肉が伸張しやすくなっているため、入浴後のストレッチを習慣づけることをオススメします。ただし伸ばされた時の痛みが通常とは違うような場合、肉離れなどが疑われる場合はストレッチによってかえって症状が悪化してしまうことがあるので注意しましょう。

●補食と夕食で栄養補給
練習が終わってから帰宅するまでの通学時間が長い場合、練習後に軽めの補食をとり、帰宅後にしっかりと夕食をとることが望ましいでしょう。身体を動かした後はエネルギー源が少なくなっている状態なので、炭水化物を中心として手軽にとれるもの(おにぎり、パン等)や、果糖を多く含むバナナなどを準備しておき、帰宅後にたんぱく質を中心とした食事をとるようにします。プロテインについても三食キチンと食事をとった上で、適量をとるようにします。

●寝る前のスマホ、パソコンは避ける
疲れた身体を休めるための睡眠は疲労回復に欠かせないものですが、就寝直前までスマートホン(スマホ)やパソコンなどの画面を見ていると、脳が覚醒してしまい、なかなか寝つけなかったり、眠りが浅いといったことが起こります。必要な睡眠時間を確保し、起床時間から逆算して計算した上で、スマホの画面を見るタイムリミットを決めておくとよいでしょう。たとえば起床を7時に設定し、必要な睡眠時間が7時間であれば、12時に就寝する。12時就寝であれば11時でスマホの電源を切っておく、といった具合です。部屋での過ごし方を意識するだけでも体調管理につながり、よいコンディションでプレーをすることができるようになるので、ぜひ実践してみてください。


  



PICK UP!

新着情報