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2021夏、Timely!選出の戦ってみたい球児 〜野手編 Part.6 前川右京(智弁学園高校)〜

2021.7.31

迫る第103回全国高校野球選手権大会! 今年も灼熱のなかでアツい戦いが繰り広げられることが期待される! 開幕までのカウントダウンも始まってきたなかでTimely!をはじめアマチュア野球ウォッチャーとして活躍している西尾マンが選出する注目選手を紹介していく。対戦してみたい球児は誰だ!?


智弁学園高校 3年 外野手 前川右京

▼データ
右投左打
177㎝・90㎏
一塁到達タイム:4.20秒
二塁到達タイム:8.31秒



▼西尾'S EYE
近畿を代表する左の強打者。強打者が揃うチームの中でも1年夏から4番を任され、1年秋の近畿大会では5試合で4本のホームランを放っている。新チームになってからはマークが厳しくなり、選抜以降も調子を落としていたが、春の近畿大会では特大の一発を放ち復調を印象付けた。先輩の岡本和真(巨人)に続く高校からのプロ入りの可能性も十分にあるだろう。

 

▼Check Point!
上背はそれほどあるわけではないが、たくましい体格で見るからに力強さを感じる。上半身だけでなく下半身もよく鍛えられていることが分かり、全身を使ったフルスイングは迫力十分だ。ただその一方でタイミングのとり方に迷いが出て、簡単にストライクを見逃すケースも目立つ。春は1番や2番を打つこともあったが、夏は積極性がどこまで出てくるかに注目だ。

 

(取材・文・写真/西尾典文)


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