Timely!webでも「おやつドリル」でおなじみのプロのアスレティックトレーナー塚原 謙太郎さんの著書「甲子園強豪校の880日トレーニング論」が5/25に発売になりました!
個人が強くなれば、チームも強くなる。
2年半という限られた時間で、チームの勝利と障害予防を両立。
1.柔軟性向上
2.筋力強化・体幹強化
3.スピード強化
のトレーニング三本柱で、強靭な高校球児の身体を作る。
そのための「880日トレーニング」を写真をふんだんに使いながら説明するのと同時に、動画でも著者本人が詳細解説しているので、とてもわかりやすい内容となっている。
著者は、以下のように述べている。
「私はトレーニングには、2つの目的があると考えている。
ひとつはトレーニングによってチームが強くなり、勝利を手に入れること。
もうひとつは、障害予防である。どちらも両輪として成り立っていて、ケガ人が増えれば練習時間が減ることになり、必然的にチーム力は下がっていく。
勝つ組織を作るためにも、障害予防に力を注いでいく必要がある。
880日の中で、チームの勝利と障害予防をいかにして両立させていくか。
これが、アスレティックトレーナー塚原としてのテーマであり、本書の肝となる部分である」
(本文より)
目次
【第1章 880日を極める】
障害予防のカギを握る「連動性」トレーニングの原理原則を理解する
加圧トレーニングを効果的に利用する
正しく走り込むことで回復力を上げる
選手に求める3つの「ジリツ」
ティーチングとコーチングのバランス/コーチに必要な5つの資質 ほか
【第2章 柔軟性を極める】
5点を揃えた「立位」から始まる立位から歩き、走りへ
骨盤を動かすことで身体をリセットする
骨盤の角度が姿勢を決める
多くの筋肉が関与する股関節
肩甲骨面で動くことを覚える ほか
【第3章 体幹を極める】
体幹=ビキニパンツ+タンクトップ体幹は不安定な局面でこそ鍛えられる
体幹強化メニュー
強い力を生み出す捻転運動
捻転運動に必要な柔軟性と体幹
捻転強化メニュー ほか
【第4章 ウエイトトレーニングを極める】
可動域+連動性+筋肥大+関節強化「BIG3」に特化したトレーニングベンチプレス=平均80キロ以上が目標
筋肥大を促すための適性重量
BIG3のトレーニング法
スクワット/ベンチプレス/デッドリフト ほか
【第5章 スピードを極める】
足を速くする4つのポイント腕を振れば、脚も付いてくる
実戦につながる走塁
野球には「止まる」「切り返す」動作が必要
盗塁はスタート姿勢から始まっている
右膝を抜き、地面を踏む
コーナーリング=直線+円+直線
ほか
【第6章 コンディショニングを極める】
食事のカギは「ボリューム」と「タイミング」高校3年間で体重15キロアップ
タンパク質が足りない高校球児
プロテインを飲むタイミングが重要
プロテインは含有量で選ぶ過剰に砂糖を摂ることのリスク
アップは最終的に個人でできるのが理想
アイシングの効果を再考する ほか