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【2019センバツ】今日のベストナイン(3/24)

2019.3.24

今日のベストナイン!(3/24)

投手

大畑蓮(明豊):3年・184cm・73kg・右投右打
6回 被安打7 失点1(自責点1) 奪三振8 与四死球3
4回からリリーフし、ホームランによる1失点の好投を見せてチームを勝利に導いた。悪い癖のないオーソドックスなフォームでスムーズに上から腕が振れており、コンスタントに140キロ前後をマークするストレートと110キロ台のカーブ、チェンジアップのコンビネーションは安定感がある。速い変化球をマスターすれば更に注目される存在となるだろう。
 

捕手

兼子将太朗(習志野):3年・182cm・80kg・右投右打
5打席 3打数 1安打 1四球 1犠打
1回表の大量得点という追い風もあったが、先発した2年生の技巧派サウスポー山内翔太の良さを上手く引き出すリードが光った。イニング間のセカンド送球でもコンスタントに2.0秒を切るタイムをマークし、スローイングの安定感も光った。
 

一塁手

西原健太(札幌大谷):3年・183cm・90kg・右投右打
4打席 3打数 1安打 1打点 1四球
エースだがこの日は5番ファーストで出場。力強いバッティングも非凡で、3回に貴重な追加点となるタイムリーを放ち、中軸としての役割を果たした。またファーストの守備でも難しいファールフライを3本見事にキャッチし、守備でも先発の太田流星を助ける活躍を見せた。
 

二塁手

表悠斗(明豊):3年・172cm・67kg・右投右打
6打席 4打数 3安打 2打点 1四球 1犠打 1盗塁
3回に反撃の口火となるタイムリー、5回には貴重な追加点となるタイムリーツーベースをそれぞれ及川雅貴(3年)、松本隆之介(2年)というプロ注目のサウスポーから放ち、大勝に大きく貢献。2本のタイムリーはいずれも膝元の難しいスライダーを完ぺきにとらえたもので、そのバットコントロールは見事だった。
 

三塁手

野邊優汰(明豊):3年・174㎝・70㎏・右投左打
5打席 4打数 1安打 1四球
1安打に終わったものの、その1本が同点に追いつくタイムリーツーベースで、4番の役割をしっかり果たした。カウントや状況によってスイングを変えられ、打撃技術の高さは高校生では上位。一塁を回ってから加速する脚力、サードから見せるスローイングの強さでも目立つ存在だ。
 

遊撃手

北本壮一朗(札幌大谷):3年・181㎝・80㎏・右投右打
5打席 3打数 1安打 1本塁打 1打点 1四球 1犠打
初回にレフトスタンドへ高々と運ぶ先頭打者ホームランを放ち、チームを勢いづけた。ヒットはこの1本だったものの、送りバントの一塁到達でも4.08秒をマークするなど脚力も申し分ない。ショートの守備でも軽快なフットワークと強いスローイングで再三の好守備を見せた。
 

外野手

根本翔吾(習志野):3年・168cm・65kg・左投左打
5打席 4打数 3安打 1打点 1犠打
攻守にセンス溢れるプレーが光るセンター。小柄だが3番にふさわしい力強いバッティングを見せ、3安打の大活躍。2本目のライト前ヒットでは足を緩めずに一塁まで4.2秒台のタイムで駆け抜けており、走塁に対する意識も高い。
 

外野手

平野大和(日章学園):3年・177㎝・80㎏・右投右打
4打席 4打数 1安打
平凡なセンターフライを落球する凡ミスはあったものの、潜在能力の高さを評価して選出した。オープン気味に構えてゆったりとタイミングをとり、スイングの形の良さが目立つ。1打席目の内野安打での一塁到達は4.06秒と右打者としてはかなりの好タイムをマークするなど脚力も高レベル。攻守の確実性がアップすれば将来的に楽しみな存在だ。
 

外野手

藪田源(明豊):3年・188cm・83kg・右投右打
5打席 5打数 2安打 6打点
2度の満塁のチャンスでいずれも走者一掃のタイムリーを放ち、6打点と5番打者として見事な役割を果たしてみせた。少し力任せなところはあるものの、体格を生かしたフルスイングは迫力十分。力強さを残したまま上手く脱力できるようになれば更に怖い打者になるだろう。
 
 (評価:西尾典文)


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