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【2018甲子園】大会第7日 見どころ&注目選手

2018.8.10

「第100回 全国高校野球選手権記念大会」大会7日目の見どころと注目選手を、おなじみの野球ライター西尾典文さんが紹介!


大会第7日

龍谷大平安(京都)vs鳥取城北(鳥取)

春までは低調だった龍谷大平安だが、この夏は圧倒的な強さで京都大会を制した。打線は6試合で70得点をマークし失点もわずかに3。選抜、春の近畿大会にともに出場した乙訓を相手にも5回コールド勝ち。その打線の中心は昨年から中軸を務める松田憲之朗。前後を打つ松本渉、馬場友翔も好調だ。投手陣はエースの小寺智也に安定感が増した。京都大会では登板のなかった148キロ右腕の島田直哉にも注目だ。
鳥取城北も攻撃が持ち味のチーム。5試合で22盗塁と足を絡めた攻撃が光る。戦力的には龍谷大平安の有利は動かないが、序盤に先制してペースを握りたい。


注目選手
松田憲之朗(龍谷大平安)

明石商(西兵庫)vs八戸学院光星(青森)

明石商は左の技巧派の加田悠真、右の本格派の福谷航太、勝本樹、更に1年生ながら高い完成度を誇る中森俊介と力のある投手が揃う。それぞれタイプが異なっており、継投となると相手打線がとらえるのは難しい。打線も破壊力こそないものの繋がりが良く、春の近畿大会で大阪桐蔭をあと一歩まで追いつめており、総合力の高さは上位だ。
一方の八戸学院光星はチーム打率4割を超える打力が武器。近藤俊太、武岡龍世の1,2番はスピードと長打力を備えており、青森大会ではともに打率5割を超えた。下級生の頃から主戦のエース福山優希も140キロを超えるスピードがある。両チーム力の差はなく、接戦が予想される。



注目選手
勝本樹(明石商)

報徳学園(東兵庫)vs聖光学院(福島)

12年連続出場の聖光学院は例年以上に打力の充実ぶりが目立つ。リードオフマンの田野孔誠、クリーンアップの矢吹栄希、須田優真、五味卓馬は全員が長打力があり、足を使った攻撃もできる。選抜では故障の影響で不調だったエースの衛藤慎也が復調してきたことも大きなプラス要因だ。
報徳学園は東兵庫大会の6試合中4試合が2点差以内と接戦を制してきた粘り強さが光る。エースの渡邊友哉は緩急を使ったピッチングと高い制球力が持ち味で、準々決勝、決勝の2試合で完封と見事なピッチングを見せた。ドラフト上位候補の小園海斗の攻守にも注目が集まる。手堅い野球が持ち味の両チームだけに、ロースコアでの接戦となる可能性が高いだろう。



注目選手
小園海斗(報徳学園)

白山(三重)vs愛工大名電(西愛知)

東海勢同士の対決。愛工大名電は長打力で打ち勝って西愛知大会の激戦を制した。7試合で9本塁打を含む37長打、64得点を誇る。以前のバント戦法のイメージは一新されており、上位も下位も切れ目のない打線は強力だ。投手陣は打ち込まれる場面も目立ち、守備に課題は残る。
春夏を通じて初の甲子園出場となる白山は接戦での集中力の高さが光る。3回戦ではプロ注目の好投手、田中法彦(菰野)を相手に終盤の逆転劇を演じるなどここ一番で集中打を見せた。下級生の頃からレギュラーの選手が多く、経験も豊富だ。ともに投手は不安があるだけに、点の取り合いが予想される。



注目選手
柳本優飛(愛工大名電)

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