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千賀滉大投手のクールダウン法

2017.8.25

千賀滉大投手が語る涼しい顔で乗り切る秘訣

今年春の第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本人唯一のベストナインに選ばれるなど目覚ましい活躍を見せる千賀滉大選手。どんな大舞台も涼しい顔で乗り切る秘訣を直撃!


熱い身体は冷やさないとダメ。氷を味方に夏を撃退!

夏の暑さは球児の難敵のひとつ。千賀選手も灼熱の太陽に苦しめられた一人だ。

「高校での夏は本当にしんどかったです。練習そのものよりも太陽が一番の敵。汗は絶え間なく流れますし、疲労感もありました」。
そんな高校時代、千賀選手がドはまりしていたのがこのアイスボックス。

「アイスボックス、めっちゃ食べてました。練習後の暑いとき、これに炭酸飲料を入れて飲むのが部活内ですごく流行っていて。1日1個は食べていましたね。ヤフオクドームでは暑さを感じないので冷たいものを食べる機会が減りましたが、ビジターで屋根のない球場に行くときはまた欲しくなりますね」。

パッケージを見て“バリなつかしい〜”を連発する千賀選手は、高校時代にアイスボックスで上手にクールダウンしていたことが判明! 夏の乗り切りかたを先輩目線でアドバイスしてもらった。

インタビューに答えてくれた千賀滉大投手

「炎天下で運動するとカラダが火照って、しばらく落ち着かないくらい熱いと思います。水風呂でもアイシングでもまずはカラダを冷やすこと。僕は今、アイシングの前にエクササイズをして、肩周りを軽くほぐしてから冷やしています。それと、(工藤)監督にも薦められてマグネシウムを摂るようにしたら、全身の筋肉がつりにくくなりました。部活では料理用の塩をそのまま食べていましたが、水分はもちろん汗と一緒に排出されてしまう栄養素を補うことも大切だと思います」。

実はアイスボックスにもナトリウムが含まれていて、水を飲むよりも素早く水分をカラダに吸収できる。高校時代の千賀選手は知らず知らずのうちに効率的な水分補給を行っていたのだ。さすがの千里眼! 

本気でうまくなりたいなら、意識や行動が必ず変わる

育成枠でプロ入りし、入団後の徹底したカラダ作りで球速を飛躍的に伸ばしたことで知られる千賀選手は、高校時代にも体重を15キロ増やし、球速を20キロ伸ばしていた。

「とにかくご飯を食べました。学校では休み時間に毎回おにぎりを食べ、昼食も普通に食べて……とずっと食べ続けて、空腹を感じたことがなかったですね。休むことも重要で、僕は高校時代も今も7時間以上は寝るようにしています。ウエイトトレーニングをして筋肉を壊したら、休んで修復させないと筋肉は育ちませんから」。

暑さに負けず、厳しい練習にも耐え、努力し続けられる秘訣は何だったのだろうか?

「もっとうまくなりたい、すごい選手になりたいと思ったら、必然的にやれるはず。常に上を見ていれば、自然と行動も変わります。今の自分に足りないもの、必要なことを見極めて、それに向かって頑張るだけですね」。

球児へのオススメポイント1:クールダウンする

試合や練習後の火照ったカラダをおいしく冷やせる「アイスボックス」。キンキンに冷えた氷が水を飲んだときと比べて4倍もの熱量を奪ってくれるから、高校時代に自然とリピートしていたプロ野球選手も多いとか。炎天下でのプレーも上手に乗り切ろう。

球児へのオススメポイント2:水分補給できる

氷を形成するハイポトニック飲料は体液より濃度が薄く、汗や尿として排出されにくいのが特徴。少量でも水分が素早く体内に吸収されるので、運動後はもちろん運動中の水分補給にもぴったり。熱中症対策できるナトリウムやビタミンCも含まれているぞ!



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