トレーニング

食べることこそトレーニング!

2015.4.30

野球が上手くなるためには「技術練習とトレーニング」、「コンディショニング・休養」、そして「食べること=食事面・栄養」の三要素がバランスよく関連することが不可欠です。技術練習はもちろん、トレーニングはチームで取り組んでいることも多いでしょう。コンディショニング・休養については睡眠時間の確保や休養日の設定、ケガを予防するためのさまざまなコンディショニングが考えられます。そして何といっても一日三回の食事は、野球がうまくなるためにかなり大きなウエイトを占めます。

「身体を一回り大きくして、レベルアップをはかりたい」と考える選手は、トレーニングの内容も重要ですが、食事面にも気を配る必要があります。自炊をしない場合は食事を提供してくれる家族の協力が欠かせません。

まず皆さんは野球選手にふさわしい食生活を送っているでしょうか?一度チェックしてみましょう。

1.欠食をしない
2.好き嫌いをしない
3.「基本的な食事の形」をそろえる
4.トレーニングスケジュールに合わせて食事時間と内容を考える

一番目の欠食をしないというのは基本中の基本。特に朝は忙しい時間帯でもあり「少しでも寝ていたい・・・」という気持ちはわからなくもないですが、でも、朝食を食べずに過ごしてしまうと身体と脳に必要なエネルギー源を確保できず、次に食事をとるまでの時間、ボーッとして集中力を欠いたり、お腹が空いて思うように身体が動かなかったりします。二番目の好き嫌いをしないというのは、体づくりのために食事からとる栄養素の偏りをなくしましょうということ。また三番目の「基本的な食事の形」とはいわゆる主食、主菜、副菜、牛乳・乳製品、果物、これら5つがそろったバランスのいい食事を心がける必要があるということ。そして四番目のトレーニングや練習にあわせて食事時間と内容を考えるという、この4つのポイントをおさえておきましょう。

野球選手にとって食事・栄養というのは体づくりのみならず、試合などで実力を十分に発揮するための強力なサポートとしても役立ちますし、ケガ予防や体調を整えるコンディショニングとしても欠かせないものです。技術練習やトレーニングだけではなく、「食べることもトレーニングの一つ」という意識で食生活を見直し、力に変えていきましょう。

アスリートにふさわしい食事内容や食事量を目指そう


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