「Timely!」でもおなじみの、アマチュア野球ウオッチャー・西尾典文さんに、「高校生BIG4」に勝るとも劣らない、一押しの高校生ドラフト候補を紹介してもらいます!
才木浩人(須磨翔風)
【プロでいうとこんな選手】
白村明弘(日本ハム)
【この選手のここがすごい!】
長いリーチ生かした強く柔らかい腕の振り
【寸評】
平内龍太(神戸国際大附属)と並ぶ兵庫の大型右腕。長いリーチを縦に鋭く振ることができており、コンスタントに145km近いスピードをマークする。左右のコントロールも一定のレベルにあり、しっかりコーナーを投げ分けられるのも長所だ。課題はとにかく体力面。見るからにまだまだ細く、下半身の不安定さは否めない。試合中盤にボールを抑え込めなくなり、痛打を浴びる場面が目立った。素材の良さには太鼓判が押せるだけに、体つくりにも積極的に取り組んでもらいたい。
■高校BIG4〜頂点に挑む4人の剛腕
■2016ドラフト候補有力選手104人一挙紹介!
■ドラフト候補インタビュー
■日刊スポーツ総力取材
12球団ドラフト指名大予想
■ドラフト直前座談会
小関順二×福田豊×西尾典文
など
西尾典文(にしお・のりふみ)
1979年、愛知県生まれ。大学まで野球部でプレーし、筑波大学大学院で野球の動作解析について研究。大学院在学中から技術解析などをテーマに野球雑誌に寄稿を開始。大学院修了後も高校野球、大学野球、社会人野球を中心に年間約300試合を観戦し、『Timely!』、『アマチュア野球』、『ホームラン』などの雑誌を中心に寄稿している。ライター業以外にも2015年、選手とチーム・企業を繋ぐwebのスポーツマッチングサービス、『Lifull Scouting(ライフルスカウティング)』を立ち上げ、運営を行っている。