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【八戸学院光星】昔も今もハンデはない!準備と対策でセンバツ優勝を狙う

2019.2.28

2018年秋、5年ぶり5回目の東北大会優勝を収めた八戸学院光星。夏の甲子園を経験したメンバー5人を擁し、経験力と総合力で勝ち上がった。自慢の室内練習場で技術を磨き、2季連続出場となるセンバツで初優勝を狙う。


見た瞬間、思わず「すごい!」と声を上げそうになる。広さ60m×40m。一度に6カ所バッティングが可能で、全面を使えば内野シートノックを行える広さだ。八戸学院大と共用する室内練習場は、2014年12月に完成した。全面人工芝のオールフラットな機能性に加え、場所が校舎と野球部寮のすぐ隣という好立地。専用グラウンドが霜雪で使えない12〜3月の間も、ブランクなく技術練習に打ち込むことができる。アマチュア野球界ではトップクラスの室内練習場と言っていいだろう。この日はマイナス気温と降雪のなか、選手たちが声を響かせ、威勢よくバッティング練習を行っていた。





実戦練習だけが、練習ではナイ!

「ハンデなんて言うてたら、その時点で負けですわ」。

東北のハンデについて聞くと、仲井宗基監督はトーンの高い関西弁で笑い飛ばした。大阪府出身。東北福祉大学時代を含めて約30年間、東北の地で生活をしているため、寒さも雪も慣れっこだ。大学卒業後、コーチ、部長を経て2010年に監督就任。2011年は3季連続甲子園準優勝を果たした。就任8年で10度の春夏甲子園出場。通算20勝(10敗)を挙げ、過去10年間の東北勢で最も甲子園勝率の高い監督でもある。



仲井監督が「ハンデはない」と自信を持って言えるのは、立派な室内練習場を持っているからではない。2006年の坂本勇人選手(巨人)、2012年の田村龍弘選手(千葉ロッテ)、北條史也選手(阪神)がいた時代は室内練習場がなかったが勝ってきた自信がある。当時は冬に体育館で基礎練習をしたり、海岸の砂浜を走ったり、雪かきで筋力アップを図るなどの工夫をし、時には50km先の室内練習場を求めて岩手まで遠征したこともあった。
「もちろん、室内があることに越したことはありません。でも、ないならないでできることがある。体育館でのボール取りは細かい動きが身につきます。基本練習がしっかり身につく期間となるのです」と振り返る。



武岡龍世主将(2年)は「実戦練習だけが練習ではありません。冬は冬にしかできない練習があるし、光星の練習は目的意識が高いので不安になることはありません」と言い切る。八戸学院光星の強さは、長い冬をハンデと思わない前向きな思考と、計画的な練習メニューが土台となっている。

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