カラダづくり

【羽黒】冬に蓄えて春夏で開花!雪に対応して甲子園出場

2018.10.29

全員への意識付けを徹底入部直後に合宿も実施


夏の甲子園を経験したメンバーも残り、2季連続の甲子園出場を狙う。

順調に取り入れられた食トレだったが、最初の結果は散々なものだった。それからチーム全体への浸透のために、4月に入部する新入生にも定着の機会を設けるようになったという。「最初に専門家の方にチェックしていただいた結果はひどかったですね。栄養のバランスも悪く、必要なエネルギーも足りていない。うちは寮もありますが、通いの選手もいるため保護者の方にも参加していただきました。あとはこれを早い段階から定着させないといけないと思って、新入生のために入部した直後に合宿を行うようにしました。そこでも保護者に参加してもらって、チーム全体で意識付けをします。ありがたいことに最近ではその噂が中学生にも広がっているそうで、入部する前から対策してくる選手も出てきました。大きな怪我も減りましたし、夏場にばてることや足がつるケースも少なくなったと思います」。


実戦練習での一コマ。バントもバッターボックスのどこに立つのかなど、細かい部分が小泉監督から指導されており、全員が共通認識を持つことを重要視している。

身体が大きくなる、故障が減るというのはよく聞く話ではあるが、それ以外にも食トレの効果はあると小泉監督は語る。
「数字で見えるというのが大きいと思います。体重が増えた、体脂肪率が減った。それだけで一つの成功体験だと思うんですね。寮でも常に測れるように体重計を用意しています。また寮生は3食一緒に食べますから、その場でもお互いが意識するようになる。そのことがプレーの面でもプラスに働くようになっているのではないでしょうか」。

日本で唯一学校の敷地内に教習所があり、野球部のグラウンドと隣接している。


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