選手

侍ジャパンのメンバーから刺激を受けたコンディショニングの意識。中日ドラゴンズ・平田良介選手のパフォーマンスアップ術とは 後編

2016.7.6
平田良介 Ryosuke Hirata
1988年3月23日生まれ。大阪府出身。大阪桐蔭時代は、1年夏からレギュラーに抜擢される。高校通算70本塁打を記録し、3年時の甲子園対東北戦では一試合3本塁打を放つ。2005年に中日ドラゴンズから1位指名を受け入団を果たした。昨季は侍ジャパンにも選出され、走・攻・守を高いレベルで兼ね備えた球界を代表する外野手。今季からは、ドラゴンズのゲームキャプテンに就任し、チームを牽引する。


試合をイメージして日々のトレーニングを
 高校のときから「どんな選手になりたいのか?」ということを常に意識して練習していました。僕の場合は、「走・攻・守」の揃った選手です。そして、“自分が目指す選手になるためには何が足りなくて、どうすれば課題が改善されるのか”を意識してトレーニングするようにしていました。

 特に大阪桐蔭は、実戦形式の練習が多かったので僕に合っていたと思います。例えば、1つの守備練習の中でも、実際の試合でのシチュエーションを想定して、それを頭の中でイメージしながらプレーの判断をする。そういったイメージは、選手としての成長に繋がるし、高校以降の野球人生でも役に立つはずです。

 僕の場合は自分のイメージを追求していましたが、プロの選手を想定するのも良いと思います。球児の皆さんは、“自分のなりたい選手像”を大切にしてほしいですね。




平田良介's コンディショニングMEMO
1、意識的に野菜多めの食事内容に
2、朝食前、就寝前にプロテインを摂取する
3、試合前にアミノ酸を摂取し、疲労回復に繋げる

なりたい自分になるためには、栄養の知識も大切です



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