トレーニング

【特別企画】源田壮亮選手の自主トレに密着!!

2020.3.17

源田選手が大切にしているポイントはこれ!



【Point1】ノックでは捕球と送球が一連の動作になることを強く意識する

「僕の場合、捕球時に右足を着くタイミングを大切にしています」と源田選手。そのタイミングを打球に合わせるためにとにかく多くのノックを行っていた。ボールを捕るために打球に合わせるのではなく、正確な送球に繋げるために打球に合わせる。捕球と送球が一連の動作になることを強く意識していたのが、とても印象に残った。

一球ごとに、体の動きを確かめながら捕球していた源田選手。

【Point2】体の動きを呼び戻す毎日のトスバッティング

右手だけで打ったり、左手だけで打ったりとバットのヘッドを返す位置やバットの軌道を確認しながらのトスバッティング。このトレーニングはシーズン前だけでなく、シーズン中も繰り返し行っているという。「身体の状態は、重たい日もあれば軽い日もあるなど、毎日変化する。だから、この練習は、同じことを繰り返すことで身体の状態を把握し、体の動きを整えることに繋がる」と源田選手は語る。

バットの軌道、腕の動きなどを細かくチェックしながら、時間をかけてトスバッティングを行っていた

【Point3】テニスボールを使って正確な捕球を体にたたき込む!

プロ野球選手の打球はとにかく速い。無駄な動きがあるとエラーしやすくなったり、ボールが捕れずヒットにつながってしまう。テニスボールをキャッチする練習は、捕球の正確性を高めるもの。ボールが柔らかいので、脱力してグラブの芯に収めないと捕球できない。「ボールと衝突しないように。ボールの力を吸収するように」という部分を意識しながら、練習に取り組んでいる。

硬球ではなくやわらかいテニスボールを使うことで、正しい捕球方法を再確認している。


源田壮亮 Sosuke GENDA

1993年2月16日生まれ。大分県出身。小学3年生からソフトボールを始め、中から野球に転身。大分商業高校、愛知学院大学、トヨタ自動車を経て、2016年ドラフト3位で埼玉西武ライオンズに入団。179cm・75kg。右投左打。


関連記事

  • 1
  • 2


PICK UP!

新着情報