君は正しく立てているだろうか?「姿勢をよく」とは心がけていても、本当に正しい姿勢がどんなものなのか、わからない選手も多いことだろう。
最も気をつけるべきポイントは背中にある。すぐさまチェックしてみよう。
正しい姿勢を身体に叩き込め!
② 手を前にした途端に、背中が丸くなるようだとNG。背中はまっすぐに。
③ 腰を下ろせないのもNG。身体のバランスの取り方が悪い証拠だ。
正しい姿勢をしろと言われたとき、君はどんなことを意識するだろうか。背筋を伸ばし、足を揃え、腕もまっすぐに伸ばして、目線を前にといったところが一般的だろう。いわゆる、気をつけのときの姿勢だ。もちろん、それが間違っているというわけではないのだが、最近はこの正しい姿勢をできていない選手が非常に増えている。
君は授業中などの、ふとしたとき、背中を丸めて前かがみになっていたりしないだろうか?スマートフォンを操作するとき前傾気味になっていないだろうか?最近では、全体として身体の前に意識が行きがち。だが、より意識したほうが良いのはむしろ後ろ。背中なのだ。
身体の構造上、頭から足までをまっすぐにするためにバランスをとっているのは、背骨だ。背骨を意識してまっすぐに立つことによって、理想的な姿勢となり、よりよいトレーニング効果が得られるようになる。
上の画像では、正しい姿勢を手にいれるためのチェック法を紹介している。まず、足を開いてつま先立ちをする、柔道などで用いる蹲居(そんきょ)という姿勢をとる。手を重ねるようにし、腕をまっすぐ上に伸ばしてバランスを取ろう。チームメイトにもみてもらい、自分がまっすぐ座れているかを確認したら、そのままの姿勢で立ち上がってほしい。上の画像のように、肩のラインからかかとまでがまっすぐになっているのが理想的だ。胸を張っているように見えるかもしれないが、これこそが正しい姿勢なのである。
日々の生活からトレーニング中まで、あらゆる場面で取り入れてほしい。
【背中意識のポイント】