トレーニング

【1限目】キーワードは“背中”身体の中心の意識を変えよう!!

2016.11.1

君は正しく立てているだろうか?「姿勢をよく」とは心がけていても、本当に正しい姿勢がどんなものなのか、わからない選手も多いことだろう。
最も気をつけるべきポイントは背中にある。すぐさまチェックしてみよう。


正しい姿勢を身体に叩き込め!

① 正しい姿勢がわかったら、今度はかかとを地面につけ、手を前にしてみよう。上の写真のように、背中をまっすぐに保てればOK。
② 手を前にした途端に、背中が丸くなるようだとNG。背中はまっすぐに。
③ 腰を下ろせないのもNG。身体のバランスの取り方が悪い証拠だ。

 正しい姿勢をしろと言われたとき、君はどんなことを意識するだろうか。背筋を伸ばし、足を揃え、腕もまっすぐに伸ばして、目線を前にといったところが一般的だろう。いわゆる、気をつけのときの姿勢だ。もちろん、それが間違っているというわけではないのだが、最近はこの正しい姿勢をできていない選手が非常に増えている。

 君は授業中などの、ふとしたとき、背中を丸めて前かがみになっていたりしないだろうか?スマートフォンを操作するとき前傾気味になっていないだろうか?最近では、全体として身体の前に意識が行きがち。だが、より意識したほうが良いのはむしろ後ろ。背中なのだ。

 身体の構造上、頭から足までをまっすぐにするためにバランスをとっているのは、背骨だ。背骨を意識してまっすぐに立つことによって、理想的な姿勢となり、よりよいトレーニング効果が得られるようになる。

 上の画像では、正しい姿勢を手にいれるためのチェック法を紹介している。まず、足を開いてつま先立ちをする、柔道などで用いる蹲居(そんきょ)という姿勢をとる。手を重ねるようにし、腕をまっすぐ上に伸ばしてバランスを取ろう。チームメイトにもみてもらい、自分がまっすぐ座れているかを確認したら、そのままの姿勢で立ち上がってほしい。上の画像のように、肩のラインからかかとまでがまっすぐになっているのが理想的だ。胸を張っているように見えるかもしれないが、これこそが正しい姿勢なのである。
 日々の生活からトレーニング中まで、あらゆる場面で取り入れてほしい。

【背中意識のポイント】

身体の中心にあるのは、背骨であるということを意識して、右写真のように肩口から背中、お尻、そして太もも裏までが一直線にあるようにしよう。近年は特に肩が前に出てしまいがちのため、少し胸を張るぐらいの意識で姿勢を正すように心がけるのが重要だ。

【2限目】正しい姿勢で“変わる”間違いがちな2大メニュー

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