企画

【プロ技道場】ワンランク上の走者になるための「リードの姿勢」

2017.3.22

元盗塁王でSAMURAI JAPANでも2大会連続で外野守備・走塁コーチ務めた緒方耕一さんが教える走塁の極意!第一回はワンランク上の走者になるための「リードの姿勢」です!


走塁能力に応じたリードの位置

リードする位置はベースの外側(外野側)の角とセカンドベースの外側(外野側)の角の塁線上。ベースの内側の角とセカンドベースの内側の塁線上でも、セカンドベースまでの距離は変わらないが牽制球の時にタッチされやすくなってしまう。

リードに自信がない人はやや後ろに下がると帰塁がしやすくなる。ただ、後ろに膨らむ分、セカンドベースまでの距離が最短距離ではなくなるため、できればベースの外側(外野側)の角とセカンドベースの外側(外野側)の塁線上にリードを取るようにしよう。

上半身を起こしてつま先重心


いいスタートを切るための構えは、上半身が前傾になりすぎてつま先に体重をかけすぎないこと。それはスタート時の体の動きのロスが大きくなるため。
上半身を立たせるけども、かかとに体重がかからないような姿勢であればスタート時の体の動きのロスが最小限ですむ。上半身は前傾させず、なおかつつま先体重であることがポイント。

すべり出す位置の確認

スライディングはスピードが落ちない方が審判にも(セーフの)アピールになる。スライディングの位置がベースから遠すぎると、体が地面に接している時間が長くなるため当然スピードは落ちてしまう。スピードが緩まないスライディングの位置を日頃から意識して練習で掴むようにしよう。

お尻をつくようなスライディングだとスピードが落ちる。また足を器用に動かしにくくなる。

スライディングは体の横でするくらいの感覚。つま先が地面と平行になるイメージ。

▼動画でおさらい!

次回はワンランク上の走者になるための「走路の把握」です!


緒方耕一
1968年9月2日生まれ。熊本県出身。1987年に巨人に入団し、2度の盗塁王に輝くなど活躍。98年に引退し、2002年から通算7年間、巨人の外野守備・走塁コーチ。日本代表でも2大会連続で外野守備・走塁コーチ務めた。現在は野球解説者として活躍