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まだまだある!各チームのラプソード活用事例

2023.12.27

ラプソードは何もプロ野球選手や強豪校だけのものではありません。全国の高校120校、大学100校強で使われており、特に、強豪校から一勝をもぎ取ろうと工夫を重ねるポスト強豪校の使用率が高くなっています。今回はそんなポスト強豪校がラプソードをどう活用しているのかを紹介します。


球のキレを高めるため「スピード」と「回転数」の確認は必須

A高校 野球部監督

【A高校】超強豪私学がしのぎを削る激戦区でTOP4まで勝ち進んだ実績を持つ公立校。県内有数の進学校でもあり、持ち前の打撃力を武器に、工夫された練習施設と頭脳を使った野球が持ち味。選手層や環境面で引けをとる私学を倒すため、ラプソードを導入。

Q1.ラプソードはいつから導入した? 
A1.SNSか何かでその存在を知り、2020年冬に保護者に相談したうえで購入しました。

Q2.ラプソードの活用法は?
A2.ピッチングに関してはいろいろあるんですが、球のキレを向上させるため、ストレートを投げた時のスピードと回転数は必ずチェックしています。みんなが見える場所にあるホワイトボードに目標回転数と目標スピードと現在の回転数とスピードを書かせています。シュート回転してないかどうかや初速と終速の差もチェックします。ヒッティングに関しては、この冬から本格導入する予定。活用方法は研究の余地ありですが、まずは冬場にウエイトトレーニングをした結果が、体重や体脂肪だけではなく打球スピードとしてどう変化していくのか選手たちに体感してほしいですね。「僕は足腰を」「私は手首を」と意識的なウエイトトレーニングにつながるといいなと考えています。

Q3.導入したことで選手たちに変化はあった?
A3.ラプソードを使い、自分の球が数値化されることで自己分析でき、目標設定がしやすくなりました。また、データとして残りますので、成長を数字で見ることができ、自覚にもつながります。総じて、自己課題解決能力が向上したと感じています。

Q4.導入したことで指導は変化した?
A4.「なぜか打ちづらい球」の謎がはっきり解明するので、選手の評価や起用にも影響を及ぼしています。


選手の個性を生かし、いかに「平均値から外れるか」が大事

B高校 野球部監督

【B高校】SNSを活用してファンを増やすなどユニークな取り組みをする私立高校。ラプソードもいち早く導入し選手主体の練習を実現してきた。強豪ひしめく激戦区で毎年コンスタントに実績を出しており、ベスト4の経験もある。

Q1.ラプソードはいつから導入した?
A1.2019年2月ごろに導入しました。それまで、投手が「いい球だ」と思ってもそれを客観視できないことが課題でした。捕手が下級生の場合、先輩に「良くない」とは言いづらいですし、具体的な数値が見られることで感覚と現実を即座にすり合わせることができるようになりました。

Q2.導入したことで指導は変化した?
A2.ラプソードを使うことで、選手の個性や持ち味を活かした練習ができるようになりました。例えば、回転数は直球の「伸び」において一つの指標となりますが、一概に高ければいいというわけではありません。平均的であるほど打たれやすいので、計測して平均より上の数値が出た選手は回転数を伸ばしていけばいいし、平均より下の選手であればツーシームなどの沈むボールとのコンビネーションを磨いて、ゴロを打たせられるように攻めようなどと提案するようになりました。個性を生かしつつ、目指す方向を曖昧にしないことが大切だと思います。

Q3.導入したことで選手は変化した?
A3.自ら考えて練習する力がついたと感じます。数値が即座に出て、その場でフィードバックできるのが大きいです。「こう投げたらこういう数値が出た。じゃあこっちのやり方だとどうだ?」という感じで、楽しみながら練習しています。私も「何球投げろ」という指導は全くしておらず、選手たちの自発的な学びに任せています。


マネージャーが理事長らにプレゼンしラプソードを手に入れた

C高校 野球部監督

【C高校】甲子園出場経験はないが、過去にはプロ野球選手も輩出している私立高校。この秋の大会では格上チームを次々撃破するなど、近年着実に力をつけてきている。専用グラウンドを有し、青年監督がチームを引っ張っている。

Q1.ラプソードの活用法は?
A1.ピッチャーは、自分のボールの現状を把握し、感覚と数値の違いを確かめることをベースに、新しい変化球の開発、打者に対するピッチデザインの探究など、個々の選手で異なる目標に合わせて活用しています。ヒッティングに関しては普段バッティング練習をできる広さがなくケージの中で打っている状態ですので、飛距離と打球の質(角度など)の確認、自分の感覚とデータとの比較などを目的に使っています。

Q2.導入してから指導は変化した?
A2.データを選手との「共通言語」としてミーティングや指導をするようになりました。感覚だけではなくデータという客観的な資料があるので、改善や修正が今まで以上に分かりやすくなりました。

Q3.選手たちに変化はあった?
A3.もともと男子マネージャーが学園理事長や校友会会長などにプレゼンを行い、ラプソードの購入に至りました。キャリア教育の一貫にもなり、良い学びができたのではないかと思います。現在、彼はアナリストとして活躍していて、データを基に選手にフィードバックするなど、野球のプレーはしていませんが、今までとは違った形で高校野球と関わっています。


定性的な評価から定量的な評価へ。課題や目標設定が具体化した

D大学 野球部監督

【D大学】プロ野球選手も輩出する国立大学硬式野球部。学業優先が徹底されているため全体練習が行える時間は限られているが、部員が中心になって高いレベルを目指している。ラプソードは2022年12月からピッチング用を使用。

Q1.ラプソードの活用法は?
A1.リーグ戦期間中は、自分の状態が連戦の中で変わっていないかを確認しています。それ以外の期間は、月に1回以上、定期的なチェックとしてブルペンや実践投球練習で使用しています。ブルペンでは試したいことの定量的な評価、例えば変化球の回転軸や変化量のチェックに使っています。

Q2.導入してから指導は変化した?
A2.導入するまでは単純なスピードや、打者からの見え方など定性的な面から課題設定することが多かったのですが、導入後は自身の課題や目標設定が具体化したと思います。例えば、球数が増えると球が上ずってしまうことが課題の投手がいたのですが、ラプソードで確認した結果、球数が増えると回転効率が落ちること、リリースの高さが落ちることの2点がわかったため、主としてその2点をチェックするようになりました。

Q3.他にどのようなメリットが?
A3.数値化することで現状理解が出来ました。例えば、リリースポイントの高さが人より10cm低いことで高めのストレートが有効であることや、ストレートの回転数が平均より200高く、回転効率も良いことで球速の割にストレートが良いことなど、投手個人の特徴を明確化することできました。


自分の現在地が明確になるので「正しい努力」ができるように

E大学 野球部コーチ

【E大学】全日本大学野球選手権大会にも出場経験のある体育系大学の硬式野球部。定期的な測定を行うことでパフォーマンスを可視化し、データと直感の擦り合せを日々行っている。社会人野球や独立リーグにも多くの選手を輩出している。

Q1.導入してから選手は変化した?
A1.「自分を知る」ことが出来ることによって、「正しい努力」を行える確率が高くなりました。ラプソードを使用することで、自分の現在地がわかりますし、着実にゴールに向かうことが出来るようになりました。

Q2.導入してから指導は変化した?
A2.選手と共に、より納得感のあるコミュニケーションができるようになったと思います。数字も大事ですが、直感や感覚的な話も大事なので、感覚と数値を擦り合わせることが出来るようになり、お互いの信頼関係の構築にも役立ちます。

Q3.試合で効果を感じることはある?
A3.投手であれば、球質を活かした配球もバッテリーがするようになりました。打者であれば、ポテンヒットといった「質が悪くても結果が良ければOK」的な声掛けではなく、打球速度といった「打球の質」に焦点をおいた評価の声掛けが増えるようになったと思います。

Q4.他にメリットはあった?
A4.データが何を示しているのか? その数値から自分はどうするべきか? といった、自分の感覚や数値を深化させる作業が増えたと思います。また、数値へのリテラシーや考え方が深まり、自分により詳しくなる「自分の専門家」になれる学生が増えてきたと感じています。


問い合わせ先

株式会社Rapsodo Japan
〒231-0023
横浜市中区山下町26-5 LATER 2F
TEL:045-319-4871
https://ja.rapsodo.com/

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