ギア

【野球上達講座】上原浩治 〜野球ノートの活用法①〜

2015.6.5
なぜ彼らは書くことを大切にするのか?
大リーグで活躍中の憧れのメジャーリーガー上原浩治、岩隈久志、川﨑宗則の3人が指南する「野球上達講座」。第一回目は、「野球ノートの活用法」。彼らの話をヒントに、野球ノートの重要性を考えて練習に生かしてみよう。


「調子がいい時、悪い時 ノートを読み返すとヒントになった!」上原浩治

【Check Point:体の状態】
毎日の体の状態を書いておくと、体調管理の意識が高くなる。具体的なケガや違和感もメモしておくと練習の組み立てなどにも役立つ。
上原/自分の体の状態に敏感になったほうがいい。どこかに体調のバランスを取る軸を持つことが重要で、軸を持っていれば、そのとき動ける体なのかどうか判断できるはずだ。

【Check Point:練習内容】
練習内容は、毎日書いておく。毎日繰り返し練習したその事実が自分の力になり、微調整をする時の参考にもなる。
上原/試合でずっと勝てなくても、毎日のルーティンの練習をそれほど変えることなく続けることが大切。結果が出ようが出まいが、上手くいかない現実から逃げないで、普段やっていることを繰り返し練習する。そのなかで、走り込みが足りないなど調整していけばいい。

【Check Point:指導者からのアドバイス】
いろいろと書き留めておくと、自分に必要なアドバイスかどうかを判断するときにも役立つ。
上原/最初はアドバイスはすべて受け入れます。そして自分のなかで整理して、必要なものを残していきますね。

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■上原浩治 Koji Uehara
1975年4月3日、大阪府生まれ。少年時代は寝屋川アスナローズに在籍。東海大付属仰星高校から大阪体育大学へ進学し、3年生で日本代表に選抜。1999年にドラフト1位で巨人に入団。2009年にオリオールズに移籍し、2013年からレッドソックスと契約。


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