学校・チーム

【大分】3年前に導入したアプリでチームの結束力が高まった

2019.11.19

松尾監督が実感!チーム管理アプリがもたらした3つの変化

今秋から始めた新メニューの丸太打ちで、リストとインパクト強化に取り組む。

【1】“おさらい”で意思の疎通、意識の共有が高まった

アプリで当日のミーティング内容を振り返り「意識に刷り込まれる→徹底」という良い流れができてきた。次のアクションをどう踏み出せばいいのか、判断材料になる。

【2】コメントを記入することで選手の理解レベルが明確に

試合での攻撃面、守備面での反省点を選手全員でコメント欄に記入し、それを全員で閲覧する。記入内容によって選手の理解度が浮き彫りになるため指導者にとっても役立つ。


【3】過去の試合結果が確認できて時短に

過去の試合結果を知りたいときは、野球部に1冊しかないスコアブックを開いて調べる必要があった。いまでは指導者も選手もアプリを開くだけで振り返ることができて時短につながった。


就任5年間で2度の甲子園、2度の九州大会4強と実績を残す松尾監督。

アプリの達人!田丸惠晴(2年 内野手)

アプリ活用に欠かせないミーティング速記係
ミーティングで指導者の話をノートに速記し、それを撮影しアップロードするのが田丸くんの仕事。その役割は極めて重要だ。「みんなが確認しやすいように、綺麗な字で書き、指導者と選手たちを繋いでいきたい」と意気込みを語ってくれた。

部員がパッと見て理解しやすいよう、箇条書きにしたり色分けしてまとめるのがコツ。

大分高校 SCHOOL DATA

4年ぶりとなる夏の甲子園を目指すナインの士気は高い。
●監督/松尾篤
●部長/廣瀬茂
●部員数/2年生28人、1年生9人、マネジャー2人
1952年創立の中高一貫私立校。野球部だけでなく、2011年の全国選手権で4強入りしたサッカー部、男・女ハンドボール部や書道部など文武両面で部活動が盛ん。

(取材・文・写真=加来慶祐  写真=安藤 隆)

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