カラダづくり

【鳴門】再び甲子園常連校に!チーム一丸の取り組みとは

2018.10.26

『岩をも砕く不断の力』で個々のレベルアップを


練習グラウンドに集まった選手たち。献身的にチームを支えてくれた女子マネージャーたちと一緒に笑顔で写真に収まった。
鳴門高校野球部は、元ヤクルトスワローズの秦真司、元西武ライオンズの潮崎哲也、元広島東洋カープの川端順ら多数のプロ野球選手を輩出している。また森脇監督の教え子ではJR東日本の板東湧梧選手をはじめ、社会人や大学野球で活躍中の選手がいる。そんな名伯楽の座右の銘は『岩をも砕く不断の力』。これは校歌の一節でもあり、いかに積み重ね、継続が大切かを説いた言葉だ。「うちは軟式野球出身者もおり、圧倒的な力を持つスタープレーヤーはいません。代わりに基本練習を繰り返す中で、個々のレベルアップを図り、当たり前のことを当たり前にできるチームを目指してきました」。

第100回全国高校野球選手権記念大会では、初戦で前年の優勝校の花咲徳栄とあたり、序盤から果敢に攻めて試合を優位に進めたが、終盤で逆転され惜敗した。この敗戦にも収穫があった。2年生エースの西野知輝投手が完投したこと。そして追い詰められた最終回に1点を取ることができた。「格上の相手に最後まで諦めない野球ができたことは、選手たちの自信に繋がったはずです」。

甲子園ではほとんどの選手が涙を見せることもなく、胸を張ってグラウンドを引き上げた。厳しい練習と食トレで力をつけた鳴門高校の野球部員たちは、この夏、大きく成長した姿を見せてくれた。

甲子園の思い出



花咲徳栄の野村佑希投手は、145km/hの速球とスライダーが持ち味。対戦相手決定後は、ピッチングマシンをこの速さと変化球に設定して練習をした。また宿舎では映像により球筋の研究を行った。その甲斐あって、1、2回の猛攻で計4点を上げられた。

管理栄養士の食事チェック


サバ味噌、練り物、魚肉ソーセージと魚をとり入れる工夫が素晴らしいですね。緑黄色野菜のかぼちゃは、ビタミンとエネルギーが一緒にとれるおすすめ食品。乳製品があればさらにバランスが良くなります。


白米、ふりかけ、梅干し、卵焼き、大学芋、煮物(かぼちゃ、にんじん)、サバの味噌煮、ちくわ、フィッシュカツ、ポテトサラダ、ブロッコリー、プチトマト、ほうれん草とソーセージの炒め物、オレンジジュース、魚肉ソーセージ。


鳴門高等学校 DATA

所在地 徳島県鳴門市撫養町斎田字岩崎135-1
学校設立 1908年
直近の戦績
2018年夏・県大会優勝、全国高校野球選手権1回戦
2018年春・県大会優勝、四国大会準決勝
2017年秋・県大会優勝、四国大会準々決勝


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