頑張っている姿を見ると私たちも頑張れる！｜POCARI SWEAT presents 関東第一高校チアリーダー部

2018.8.3

応援が力になる――グラウンドに立つ選手は、きっとその意味がよく分かるだろう。Timely!では球児のみんなにもっと実力を発揮してもらえるよう、たくさんのエールを集めてお届けしたい。

「関東第一高校チアリーダー部」のエール

記念すべき100回大会、後悔のないように頑張ってください！

――まずはチアリーダー部について教えてください。
金澤　私たちは競技チアダンスで全国大会を目指していて、基本的には毎日2時間くらい活動してします。授業があるときは土曜日も練習していますし、夏休みだと1日3時間以上しっかりと練習して、大会に向けて準備しています。
新倉　チアダンスはもちろん、野球やサッカーの応援も両方でいろいろな経験ができるところが魅力だと思います。

――毎日、どんな練習内容なんですか？
新倉　競技チアダンスは筋力も柔軟性も必要なので、そのために筋トレやストレッチは欠かせないですし、大会前にはコーチから振り付けを指導していただいて、全員で合わせる練習などもしています。野球応援はいつも朝練でやっていて、代々受け継いでいる振り付けを後輩に教えながら練習しています。

――応援曲も代々受け継いでいるんですか？
金澤　基本的には選手1人に1曲っていうのがこれまでの学校のスタイルなので、曲の振り付けも全員のレパートリーを2年生が1年生に教えています。困った時に3年生が手伝うようにして、自分たちが先輩たちから教えてもらったことを後輩にわかりやすく教えるという感じで代々受け継いでいます。

――チアリーダー部のモットーはありますか？
金澤　「仲間を信じて心はひとつ。最高の笑顔で！」という合言葉があって、33人の仲間を信じる気持ちは常に持っています。野球応援だと、私たちを見て元気になってもらうことが一番なので、私たちが誰よりも元気に笑顔でいることを大切にしています。なので、自分たちから声を出したり、積極的に動いてみんなで肩を組んだり、とにかく選手のために盛り上げられるように心がけています。

――学校生活では野球部との交流はありますか？
金澤　野球部のスポーツコースの人たちとは棟が違うので、交流はあまり多くないですが、それでも頑張っているのはわかるので、応援したい気持ちになります。
新倉　たまに喋ったりするときは普通の高校生なんですけど、やっぱり試合の時はすごいなって感じます。

――野球応援の魅力を教えてください。
金澤　自分たちが応援することで、打ってくれたり点が入ったりした時に、応援して良かったなという気持ちになります。その頑張っている姿を見ることで、自分たちも大会に向けて「頑張ろう！」って思えたりするので、刺激を受けられることも魅力のひとつなのかなと思います。
新倉　試合後に、保護者の方とかOBの方に「ありがとう」って言われると、私たちも応援して良かったなという気持ちにもなれるし、自分たちも含めて全員で応援していることを実感できるのがいいなと思います。

――好きな応援曲はありますか？
新倉　「暴れん坊将軍」です。吹奏楽部が演奏する最初のメロディーが好きなんです。それに左右に分かれて2列で踊る振りがあって、みんなと目が合うところが楽しいんですよ。
金澤　でたでた！それ好きだよね（笑）。私は「大進撃」がお気に入りです。チャンスの時とか、とにかく盛り上げたいときに流れるんですけど、最初のメロディーだけで「きた！」って感じになるんです。「大進撃」だけはわかる生徒も多くて、クラスでも「それ好き！」っていう話をよく聞きます。

――では、チアリーダー部から全国の球児の皆さんにエールをお願いします。
金澤　今年の3年生は100回大会に関われるということで記念にもなりますよね。観客席からの応援が少しでも力になってくれたらいいなと思います。
新倉　甲子園に行くのは本当に大変なことだと思うんですけど、後悔のないように頑張ってください。
（撮影・廣瀬久哉、取材・菊地真由）