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大会CM出演の高校生が甲子園で観戦 球場に流れる映像、音楽に感激

2016.8.18
大会CMのワンシーン。赤いメガホンを使ったダイナミックなダンスが特徴

 
 第98回全国高校野球選手権大会(主催 朝日新聞社、日本高等学校野球連盟)のテレビCMに出演している大阪府立今宮高ダンス部の16人と、音楽を担当した高校生のミックスバンドのメンバー9人の計25人が7日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)を訪れ、全国大会の開会式と、佐久長聖(長野)―鳴門(徳島)との開幕試合をスタンドで観戦した。

 一塁側内野スタンドに座った生徒たちは開会式後、センター後方のスコアボードの電光掲示板に大会CMが流れると、音楽に合わせて体を動かしたり、スマートフォンで記念撮影したりして喜びあった。

 

阪神甲子園球場を訪れた大阪府立今宮高ダンス部の3年生たち

 今宮高ダンス部副部長の勝本七葉さん(3年)は「ダンスを通じて元気、全力を表現した。甲子園で流れるCMが、選手たちのパワーになってくれたらうれしい」。ミックスバンドのリーダーで、ベースを担当した大阪府立金岡高の大塚双葉さん(3年)は「自分が出演しているCMが甲子園で流れ、現実とは思えないくらいうれしい。バンドのみんなと一緒に喜べてよかった」と語った。

 CMは今宮高ダンス部によるダイナミックなダンスと、ロック調の「栄冠は君に輝く」で構成されている。6月中旬、テレビ朝日、朝日放送をはじめとしたANN系列などで放映が始まった。ミックスバンドは大阪府立金岡、金剛、桜塚、泉陽、大阪市立都島工高の生徒たちで結成され、大会CMの歌や演奏を高校生が担当したのは今年が初めてだった。


 CMのテレビ放映は甲子園大会が閉幕する8月下旬で終了するが、インターネット動画サイト「YouTube 朝日新聞社公式チャンネル」では、その後も見ることができる。

阪神甲子園球場の電光掲示板に映し出された大会CM



YouTube朝日新聞社公式チャンネル

https://www.youtube.com/user/asahicom



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