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【創価】堀内尊法監督|環境が乱れると、心も乱れる

2024.1.31

甲子園に行くには、それぞれの個性が必要



――創価は昨秋の東京大会で準優勝と好結果を残し、今春に開催される選抜高校野球大会の出場校に選ばれる可能性を残しています*。立場的に気持ちの持っていき方は難しいでしょうが、甲子園に向けた準備もしているのでしょうか?

堀内 センバツに関しては、生徒には何も言っていません。私は信じていますけど、彼らは「(出場の可能性は)半分くらいあるかも」という感覚かもしれませんね。

この秋は「打ち勝とう」と戦っていましたが、低反発バットが導入される今春以降は「守りの野球」になるはずです。バットの芯でしっかりとらえれば飛びますが、今までなら明らかにホームランという打球が外野フライになっていますから。ひと昔前の野球に戻るのではないでしょうか。

――これから創価の野球がどう変わっていくのか、楽しみです。

堀内 生徒には「甲子園に行くには、それぞれの個性が必要なんだ」と伝えています。レギュラー、控え、データ班、マネージャーと全員がチームの優勝のために一つの方向を向くこと。「自分のため」という目標だけでは限界があります。チームのため、人のためにやることで、限界を超えられる。選手には「『感』謝と『歓』喜で頑張って、『感』動を与えよう。人生の『三カン王』になろう!」と言っています。(取材:菊地高弘/写真:編集部)

*取材は12月20日におこなわれました

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