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【導入校急増中】注目のトラッキング機器“Rapsodo”ってどんなマシン?

2021.5.20

日本の高校や大学でも導入するチームが増えているのが、持ち運びもできる簡易型の弾道計測器「ラプソード」だ。個人で購入する選手もいる。簡単に設置できるうえ、アプリをダウンロードしたタブレット端末などですぐに数値を見られる手軽さが魅力で人気を集めている。


話題のラプソード、5つのキホン的な疑問!

Q1.どんなデータが取れるの?



Q2.どんな効果があるの?

ラプソードを使うことでどんな効果を期待できるか。実際に導入している高校での一例を紹介しよう。
右横手から140キロの直球を投げる選手のスライダーが、よく打たれた。ラプソードのデータを見ると、直球との球速差が20キロ以上と大きく、曲がり始めるのが早いことも分かった。監督と選手で相談のうえ、その中間ほどの速度で曲がりの小さいカットボールを練習した。結果的に「相手が直球だと思
って振ってくれるようになった」。
その高校では「平均値から外れる」ことを重視している。回転数が少なく、回転効率も低い「伸びのない直球」を投げる投手でも悲観することはない。ボールを低めに集めることでゴロを打たせる投球を目指せばいい。その投手の特徴的な数値を見いだし、特徴を生かした投球術を作り上げる。いわゆる「ピッチデザイン」だ。
長期的に計測を続け、データを蓄積することで「リーグ戦終盤は回転数が悪くなった」などと好不調の原因を探ることもできる。

Q3.どんな風に設置するの?


STEP.1正しい位置にタンクを設置する(ピッチングはホームプレイトから4.72mの位置、ヒッティングは4.27mの位置に置く)

STEP.2
RCE(Rapsodo Compute Engine)とカメラを接続し、タンクに固定・配置する


STEP.3iPadとアプリを専用WiFiで接続する

STEP.4キャリブレーション(位置調整)を行う

設定が簡単なのに高性能なのがラプソードの魅力。ピッチングの場合は、左図のように投手と打者の間にタンクを設置し専用WiFiでタブレットとつなぐ。

Q4.誰でも買えるの?

 国内でのニーズの高まりに応え、2021年3月にラプソードの日本法人が設立された。野球部でも個人でも誰でもラプソードを購入することができる。興味のある方は、メールもしくはお電話にて問い合わせてみよう。ラプソードに連動するハイスピードカメラ「INSIGHT」の発表など、今後さまざまなサービス展開が予定されている。

Q5.商品について教えて!

自分の“球質”が数字で分かる

Pitching 2.0

パフォーマンス向上を視覚的に確認できる。
●定価:650,000円(外税)+送料
● クラウドサービスのサブスクリプションは初年度無料、2年目より年間75,000円


打球の特徴をリアルタイム分析

Hitting 2.0

持ち運び可能で屋内/屋外でも利用可能。
●定価:650,000円(外税)+送料
● クラウドサービスのサブスクリプションは初年度無料、2年目より年間75,000円


問い合わせ先
株式会社Rapsodo Japan
[住所]〒231-0023 横浜市中区山下町26-5 LATER 2F
[TEL]045-319-4871
[FAX]045-319-4872
[E-mail]support-jp@rapsodo.com
[URL]https://rapsodo.com/ja

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