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【敦賀】センバツ落選から立ち上がり、「夢」観客試合で思い出を作る

2020.6.22

「お子様ランチ」はなぜ誕生したのか?

試合形式の練習でマウンドに立つ吉長監督。高3夏は福井商の主将として甲子園出場した
吉長監督は休校中、SNSを通じて選手たちにいろいろな話をしてきた。その中に「お子様ランチ」の話があった。~1930年、日本が不景気で希望が見えない中、あるデパートが「子どもたちには夢のある食事を与えたい」との願いを込めて「御子様洋食」を提供した。これがお子様ランチの始まりだった~という誕生秘話だ。

「苦しいときこそ、子どもたちには希望を捨てずに頑張ってほしい。それを応援するのが大人の役目です。甲子園につながらない高校野球は意味がないという声も聞こえますが、果たして本当にそうなのか。選手たちが答えを見せてくれるはずです」。

「夢観客試合」がその発表の場となるに違いない。
(電話取材:樫本ゆき/写真:敦賀野球部提供)

監督PROFILE

吉長珠輝(よしなが・たまき)
1986年(昭和61年)3月27日生まれ。福井県出身。福井商では主将、捕手兼内野手を務め高2春、3年夏の甲子園出場。同志社大学準硬式野球部でプレーし主将、関西選抜に選ばれる。卒業後は福井商に4年勤務(副部長)。2012年4月に敦賀に赴任。7月に監督就任。商業科教諭。

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