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【第88回選抜高校野球出場校紹介】激戦の九州大会を勝ち抜いて20年ぶりの優勝なるか 鹿児島実業高校

2016.2.24

◆ドラフト候補投手を打ち崩した九州大会

 鹿児島大会は四番・綿屋樹の活躍などで優勝を飾り、選抜の切符を賭けて九州大会へと進む。

 九州大会の準々決勝では、プロ注目の梅野雄吾(九産大九州)を6回13安打の猛攻でノックアウトし、13‐1のコールド勝ちを収める。

 準決勝の海星(長崎)は5‐6と惜しくも1点差で敗れるも、九州大会ベスト4という成績で5年ぶり9回目の選抜出場を果たした。


◆キーププレイヤーは守備の要 井戸田兄弟

 打線は1年時から四番に座る綿屋を軸に得点能力が高く、秋の公式戦は9試合で79得点を記録。1試合平均8点以上の強力打線だ。
 
 綿屋以外にも追立壮輝や板越夕桂など好打者が揃っており、彼らにチャンスの場面をいかに回せるかが得点のカギを握っている。

 守備は井戸田兄弟を中心によくまとまっている。兄の貴也が捕手、弟の智也が遊撃手を守り、センターラインを固める兄弟の絆でナインを引っ張る。


◆投手陣はタイプの違う2枚看板

 エース丸山拓也はオーバースロー、背番号10谷村拓哉はアンダースローで、全く違うタイプの投手陣である。ストレート中心の丸山に対して、谷村は変化球中心の投球スタイルで打者を打ち取っていく。

 この2人は、お互いが完投する力を持っており、選抜では非常に楽しみな2枚看板を拝むことができそうだ。


  



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