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【高校野球】今日のベストナイン!センバツ大会(第1日)

2017.3.19

おなじみアマチュア野球ウオッチャー・西尾さんが毎日選ぶ「センバツ大会今日のベストナイン」。大会初日のベストナインを発表します。

センバツ高校野球今日のベストナイン

投手

櫻井周斗(日大三)3年・177cm・81kg・左投左打

【今日の成績】8回0/3 被安打8 失点9(自責点7) 奪三振13 四死球6

スピードなら148kmをマークした山口翔(熊本工)だが、インパクトの強さは櫻井が上回った。最速142kmのストレートと同じ軌道から鋭く縦に変化するスライダーはまさに必殺のボール。最後に力尽きたが履正社を相手に13奪三振は見事だ。

捕手

片山悠(履正社)3年・174cm・86kg・右投右打

【今日の成績】5打席 1打数 0安打 2四球 2犠打

立ち上がりに苦しむエースの竹田祐を好リード。二回から見事に立ち直らせて試合を作った。イニング間のセカンド送球で2.01秒をマーク。打順は8番だが2四球、2犠打ときっちり繋ぐ役割を果たしたことも素晴らしい。

 

一塁手

該当者なし

 

二塁手

大西翔(日大三)3年・174cm・73kg・右投左打

【今日の成績】5打席 5打数 2安打 1打点

初回にセンターの横をライナーで破る先制のタイムリースリーベース。7回にもヒットで出塁し、続く櫻井のツーベースで一塁から長駆ホームインするなど2番打者ながら攻撃を牽引する活躍を見せた。

三塁手

安田尚憲(履正社)3年・188cm・95kg・右投左打

【今日の成績】5打席 4打数 1安打 1打点 1四球

清宮幸太郎(早実)を苦しめた櫻井の前に三打席連続三振を喫するも(第四打席は死球)、第五打席の外いっぱいの137kmストレートを振り抜いてレフトオーバーのタイムリーツーベース。目玉にふさわしい打球の迫力で、改めてその凄さを見せつけた。

遊撃手

新田旬季(市立呉)3年・182cm・72kg・右投左打

【今日の成績】6打席 5打数 3安打 1盗塁

4番に座り3安打の活躍。最初の2本は外角の厳しいコースにしっかり踏み込み、3本目は内角のストレートに肘をたたんで対応したもので、ヒットゾーンの広さを見せた。守備では軽快な動きで4度の守備機会を難なく処理。ヒットでも足を緩めない走塁の意識の高さも光った。

 

外野手

石田龍史(履正社)3年・174cm・82kg・右投右打

【今日の成績】6打席 6打数 2安打 1本塁打 3打点

櫻井のキレ味抜群のスライダーをとらえて、大会第1号となる逆転のスリーランを放ったことが何より大きい。1番打者だが力強さとフルスイングの迫力は抜群。右肩が下がる癖が直せれば確実性も向上するだろう。

比留間海斗(日大三)3年・178cm・82kg・右投右打

【今日の成績】5打席 5打数 2安打

少し振り子気味のゆったりとしたステップと無駄のないスイングで打撃技術の高さはチームでも一番。踏み込みの強さあり、外のボールにもついていける。守備と走塁にもう少し特徴が出てくれば今後が楽しみな強打者だ。

西岡寿透(智弁学園)3年・180cm・82kg・右投左打

【今日の成績】5打席 4打数 3安打 2打点

背番号5だがレフトで出場。山口の速球に振りまけず先制のタイムリーを含む3安打をマークした。スイングの軸が安定しており、ボールと距離をとって強く引っ張れる打撃が持ち味。スイングに柔らかさが加わればさらに怖い打者になるだろう。

*成績は手元集計です。公式記録ではありません。



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