旧チームから不動のトップバッターとして活躍している伊藤康祐選手。走攻守三拍子揃った東海地区でも屈指の内野手である。6月には早くも高橋監督から新チームのキャプテンを任せると伝えられていたそうだ。そんな伊藤選手にチームの目標や自身の将来について話を聞いた。

全国制覇と日本一は違うと思っています
チームの今の目標は?
日本一です。全国制覇と日本一は違うと思っています。試合の結果はもちろん、マナーやプレー以外の部分でも同年代の高校チームで日本一になれることを目指しています。
チームの強みは?
長打を打てる飛び抜けた選手はいない分、繋ぐ意識が徹底できていると思います。
チームの課題は?
打つにしても守るにしても全体的な技術レベルがまだ低いと思います。
現在、チームで特に強化していることは?
特に自分がやらないといけないのですが、全員がもっとチームを引っ張る意識を持って取り組むように心がけています。
チームのスローガンは
根気強く、粘り強く、です。
ライバルのチームは?
目標が日本一なので特定のチームのことは考えていません。
キャプテンとして意識していることは?
1番を打たせてもらっていることもあるので、プレーでもチームとしての決め事は率先してできるように意識しています。
キャプテンとして大変なことは?
伝統のある学校ということもあって、試合やプレー以外の面でも見られていることが多いのでそういう点は大変です。
キャプテンをしていて嬉しかったことは?
一番はやっぱり試合に勝ったときです。あとはチームの中でも注目してもらって、こういう取材も受けさせてもらえるのは嬉しいです。
チームのキーマンは誰ですか?
サードで6番を打っている谷村(優太)ですね。打線を考えても6番が機能すると点が入ることが多いですし、内野でも一番元気なのでムードメーカーでもあると思います。
チーム内で流行していることは?
自分はやっていませんがバスケット(NBA)のスマホゲームをやっている選手が多いです。でも移動中はみんなゲームというわけではなく、本を読んだり勉強している選手も多いです。
希望の進路と将来の目標は?
プロ入りを目指しています。ただ行きたいと言って行ける世界ではないので、今まで以上に全部のプレーをレベルアップしないといけないと思っています。
(聞き手・写真:西尾典文)