「Timely!」でもおなじみの、アマチュア野球ウオッチャー・西尾典文さんに、「高校生BIG４」に勝るとも劣らない、一押しの高校生ドラフト候補を紹介してもらいます！
細川成也（明秀日立）
ほそかわ せいや（外野手）181cm/85kg 右/右【プロでいうとこんな選手】
中田翔（日本ハム）
【この選手のここがすごい！】
フルスイングの迫力とライトから見せる強肩
【寸評】
高校通算63本塁打を誇る右のスラッガー。2年の頃から中軸だったがこの一年で見るからに体が大きくなり、それに比例して本塁打も量産。全身を使ったフルスイングが持ち味で、ヘッドスピードととらえた時の飛距離は高校生離れしている。今夏の県大会は厳しいマークに苦しんだが、それでも2本塁打と持ち味は発揮した。投手としても145kmを超えるスピードを誇り、肩の強さも高校生ではトップクラス。まだまだ全体的にプレーは粗いが、貴重な和製大砲候補としてぜひプロで鍛えてもらいたい素材だ。
■高校BIG4〜頂点に挑む4人の剛腕
■2016ドラフト候補有力選手104人一挙紹介！
■ドラフト候補インタビュー
■日刊スポーツ総力取材
12球団ドラフト指名大予想
■ドラフト直前座談会
小関順二×福田豊×西尾典文
など
西尾典文（にしお・のりふみ）
1979年、愛知県生まれ。大学まで野球部でプレーし、筑波大学大学院で野球の動作解析について研究。大学院在学中から技術解析などをテーマに野球雑誌に寄稿を開始。大学院修了後も高校野球、大学野球、社会人野球を中心に年間約300試合を観戦し、『Timely!』、『アマチュア野球』、『ホームラン』などの雑誌を中心に寄稿している。ライター業以外にも2015年、選手とチーム・企業を繋ぐwebのスポーツマッチングサービス、『Lifull Scouting（ライフルスカウティング）』を立ち上げ、運営を行っている。
