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【第88回選抜高校野球出場校紹介】攻守ともにトップクラスの明徳義塾高校。目指すは初優勝の栄冠

2016.2.23

◆神宮覇者高松商業に悔しい敗戦を喫する

 高知大会決勝は、西村瞬の逆転満塁本塁打で高知商を破り、3年連続の優勝を飾る。
 四国大会の初戦では新田高校(愛媛)に9回追い上げられるもエースの中野恭聖が踏ん張り5‐4で逃げきる。

 準決勝の土佐(高知)戦は延長10回に、四番古賀優大がサヨナラ打を放ち決勝進出を決めた。決勝の相手は後に「秋の日本一」となる高松商(香川)。1‐6で惜しくも敗れるが、その戦いぶりが目を引いた。

 2年ぶり16回目の出場、悲願の選抜初優勝となるか期待が高まる。


◆攻守ともに全国トップクラスを誇る明徳ナインに注目

 打線は全国トップクラスを誇り、クリーンアップを軸に好打者が揃う。一番西村虎太郎、二番西村瞬は走塁センスもさることながら、高アベレージを残せる俊足好打コンビ。三番西浦颯大、四番古賀、五番平石好伸は勝負強いバッティングで打点を稼ぐ。

 打線に目が行きがちだが高い守備力もチームの特徴。接戦を勝ちにつなげてきた裏側には、二遊間を中心に堅実な守備があってこそ。攻守ともにレベルの高い“明徳野球”が選抜の舞台で躍動する。


◆ストライク先行のピッチングが得意な安定感抜群のエース・中野

 エース中野は、制球力に優れておりストレート、変化球ともに低めに集めることができる。テンポも良く、ストライク先行のピッチングができるので大崩れはしないタイプの投手だ。

 1年時からエースナンバーを背負い、昨秋の公式戦もほぼ1人で投げ切っておりチームの大黒柱である。この中野の投球次第では2004年に残したベスト4いや、それ以上の成績を期待できるのではないか。


  



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