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野球に“流れ”は本当にあるのか? 大学准教授が研究!?

2020.1.9
以上のような研究結果が導き出された。この結果について榊原さんにうかがった。

「この結果もって、“野球に流れはない”と断定することはもちろんできません。しかしながら、半ば当然のように信じられている通説が、実際のデータに照らし合わせてみると必ずしも実証されない、この事実は、野球というものを、さらには世の中のあらゆる物事を、自分の頭でしっかり考えることの重要さを示していると思います。
特に高校野球では、野球の技術の向上以上に、選手たちがその後の人生を生きるための力を養うことが求められます。当たり前だと思われていることにも疑問の目を向け、自分なりに物事を深く考え、そして自分の考えを論理的に相手に伝える力は、普段の練習や試合の中でも培われるはずです。
流れの有無については賛否いろいろあると思いますが、この研究が少しでも、野球を見る目や選手指導のあり方を考えるきっかけになれば幸いです」

今後の研究結果にも期待しましょう!

(取材・写真:Timely!web編集部)

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