アメリカン・リーグ初となる日本人メジャーリーガーマック鈴木さんが語るマルチ&ヴィクタスの魅力
マルチ&ヴィクタスジャパンの社長であるロブ・マックフェル氏が25年前にカンザスシティで見てファンになったのがマック鈴木さん。今はブランドのよき理解者の一人であるマック鈴木さんに、ブランドの魅力を聞いた。マルチ&ヴィクタスはバッティング界を変える存在になる
僕がメジャーリーグにいた頃は、まだマルチやヴィクタスが誕生する前。当時はルイスビルスラッガー全盛期で、バッターにとってはルイスビルスラッガーを使うことがステイタスだとされていました。それが、今ではマルチやヴィクタスが圧倒的に支持されている。このダイナミックな変化は、本当に時代だな、潮流が変わったなと感じますね。なんと言ってもマルチ&ヴィクタスの魅力は、自分に合ったバットが数値でわかるBPL(Baseball Performance Lab)の存在。MLBでトラッキングデータを記録しはじめ、数字を重視するようになった時期と重なって、一気に説得力が増しました。これまでバッティングで結果が出ないのは「スイングが悪いからだ」「努力が足りないからだ」と思われていたけれど、自分のスイングに合ったバットを選ぶことで結果が変わっていけば、野球はもっと楽しくなると思うんですよね。
さらにBPLがすごいのは、プロ選手だけが測定できるのではなく、高校生以上の一般の選手も測定できるということ。みんなが自分のバットを数値化できるようになったんです。草野球をやっている知人が自分に合ったバットを選んだら、打率が目に見えて上がったと喜んでいますが、これを読んでいる高校生はもちろん、草野球のプレイヤー、女子選手もぜひ試してみたらいいと思う。感覚を数値化できるのはすごく面白いはずです。そして、こういうバット選びがスタンダードになれば、バッティングやバット業界の根本が変わっていくんじゃないかな。日本人はもともと努力ができる人が多いから、道具が変わることで一気にレベルアップすると思うし、伸び代は計り知れないです。
高校生におすすめしたいポイントとしては、まずかっこいいデザイン(笑)。みんなきっとそこには惹かれますよね。新ルールに対応した高校生用の金属バットが4種類ラインナップされていますし、飛ばしたい人は木製バットを使ってみてもいいかも。強豪校では何人か使っている子がいます。
「メジャーと日本の野球はどこが違うか」ですか? 僕自身の体験から言うとメジャーは成熟した世界だと感じました。自由にのびのびとやっているように見えるだろうけれど、いろんな人種が集まってプレーするからこそ、規律・ルールが大切。それぞれの個性をリスペクトし、プライベート空間を守る仕組みがありながら、しっかりと仕事することが求められます。みんなが毅然とした態度でベースボールに取り組んでいる場所でした。
マイナー組織は4階層(細かく分けると7階層)もあるから僕みたいに草の根からスタートすると、一つひとつ上がっていくだけでものすごく大変。毎年多くの人たちが消えていく厳しい世界だからメジャーに昇格できただけで大成功なんですよ。テレビで観るメジャーの試合は、そんな巨大なピラミッドの頂点で繰り広げられるプレーなんです。

1975年5月31日、兵庫県神戸市出身。16歳で単身渡米し、マイナーの練習生からスタート。1996年日本人3人目となるメジャー昇格を果たした。NPBを経由せずにMLBデビューした初の日本人。現在はタレント、野球解説者、野球指導者などとして活躍中。
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