トレーニング

球速アップ講座|相原メソッド(第1回)「下半身の使い方」

2020.6.12

球速を上げるアプローチはいろいろあるが、全3回でお届けする相原メソッドは、その人が持っている能力を引き出す方式。ちゃんとやれば誰でも変化を感じられるはずだ。記念すべき第1回目は下半身の使い方について。


ニュートラルポジションとは?

正しく脱力できれば、力の加減が上手くなる


投球時、下半身の動きを意識することは難しい。しかし土台となる下半身は大変重要だ。ここがしっかりしていないと、上半身にパワーやキレがあっても台無しになってしまう。だからまず下半身の使い方から学ぼう。

下半身の理想的な状態は、“ニュートラル”である。力が入っていないけれど、瞬時に力が出せる状態だ。

ポイントは骨盤の真ん中にある三角形の「仙骨」が前後左右に傾かず、正面を向いている状態にすること。こうすると身体が安定し、押されたり引っ張られたりしてもヨロめきづらい。それでいて軽く、動き出しが機敏になる。

人それぞれ骨盤にゆがみがあるものなので、おしりを突き出して骨盤を前傾させたり、おしりをすぼめて骨盤を後傾させたりしながら、正しいニュートラルポジションを身につけよう。

ちなみに「力を抜いて」というと、ダラっとする球児がいるけれど、それは間違い。力みがなくクリアな状態とイメージしておこう。

忙しい高校生は……ホグレルで効率的にトレーニング!



ホグレルは、自分で自分の身体の調子を整え身体に負担のかかりにくい効率的な動作へ改善することを目的としたトレーニングです。

股関節の内旋・外旋の動きを養う|インナーサイS


開脚し、左右どちらかの足を横向きに、逆の足を前向きにセット。おしりをしっかりシートにつけると、自然と仙骨が中間位になる。この状態で、両脚を閉じたり開いたりする。

パワーを受け止める股関節をつくる|ネバータイトハム


仙骨を中間位にキープしながらトレーニング。座った状態から上半身をひねり、軸足だけをボードにつけて、股関節が内旋した状態でプッシュすると軸足のしなやかさが高まる。

“月額レンタルもスタート! 相原氏の定期サポート付き” 今回使用したホグレル

強豪校も愛用するホグレル、待望の月額レンタルがスタートした! 右の2つに加え、ディッピングSとマルチスローを加えた計4つのホグレルをレンタルした場合、¥79,000(税込)/月。相原氏の定期サポート付だから、しっかり効果を感じられるはず。

【インナーサイS】


脚の開閉運動で、股関節周辺の柔軟性を改善。姿勢を変えてトレーニングすることで、内転筋、腸腰筋、臀部など筋肉の柔軟性改善が可能。


【ネバータイトハム】


ジャックナイフストレッチ理論に基づき、西良浩一先生が監修したマシン。相反抑制を用いたアクティブスタティックストレッチも可能。

相原雅也さん

1980年茨城県取手市生まれ。わずか数年のうちに自身の球速を120キロから145キロにアップさせた経験から、正しい投球フォームを啓蒙するモーションセラピストとして活躍。強豪校からも支持されている。


Hogrel事業部
Tel:03-5970-7833
Fax:03-5970-7878
Mail:info@hogrel.com
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