ギア

最先端で新感覚!野球界の“黒船”EASTONの最新バットを体験!

2016.8.7
ハマスタ内のブースも試し打ちする子供達で大賑わい



ハマスタ横の特設ブースが大にぎわい!

 7月某日、梅雨明け間近のJR関内駅。多くのファンが集まる横浜スタジアムのすぐ脇に、ひときわ賑やかなブースがあった。ネットとバルーンでできた黒いドームのような施設には、快音を響かせるオシャレなバットと、いくつものモニターがズラリと並ぶ。そこには目をキラキラと輝かせながら行列を作る野球少年たちの姿が——。一体何のブースなのか。
 
 その正体は、「ヒットラボ」と呼ばれる最新鋭の“バッティングシミュレーター”。仕掛け人は、ベースボールの本場・アメリカではNo.1ブランドとして知られる「EASTON(イーストン)」だ。最新のバットの試打ができるというこちらのブースの中では、実際にバッティングを行うと、グリップエンドに装着したセンサーが飛距離・スイングスピードなどを即座にかつ多角的に分析。はじき出された打球データが、モニターに映る架空の横浜スタジアムの中で実際に打球を放ったかのように、表示されるという仕組みとなっている。ホームラン性の当たりを打ったら、それが実際にスタンドへ到達したりするのだ。


Youtuberのクーニンさんも当日来場していた

“抜け”の良い新バットで結果は…

 我こそは!というプレーヤーたちが並ぶ中、筆者も来年高校に入学する弟を引き連れてリアル体験。まず参加した弟はなかなか打球が上がらず、10球ほど打った中でスタンドイン判定は一本。続いて参加した私も1本という結果に終わった。引き分けでホッと肩を下ろしたのも束の間、前述のスイングスピード等から、別途、スコアのようなものも算出されることが判明。その成績では、弟に3ポイントほど上回られるという屈辱を味わった。その日から弟には少し頭が上がらないのは内緒だ。


実際の横浜スタジアムの風景がデザインされた画面。ヒットすると即座に詳細のスイングデータが弾き出される

 ちなみに、使用したバットはEASTONの今年の最新モデル「NA16MKT」。すでにご存知の方も多いかと思うが、こちらのバットは「360°ローテーティングTORQ®テクノロジー」と呼ばれるグリップエンドの部分が360度回転する機能が搭載されており、独特の打感がある。振ってみた感想としては、バットの“抜け”が非常によく、普段この手のイベントでは力みまくってボテボテのゴロを量産してしまう私も、綺麗なライナー性の打球を打つことができた(スコアは低かったが)。普段“コネて”しまうような悪癖がある方は、ぜひ試してみてほしい。

 今後も、EASTONは日本含め世界各地でイベントを行っていくとのこと。次も開催される際には私もまたぜひ参加し、弟へのリベンジをかましたい。



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