トレーニング

暑い時期の練習を乗り切る工夫

2016.7.18
  暑い日の入浴に冷たいシャワーを組み合わせて、暑さをしのごう


 暑い時期になると練習中に体調を崩したり、集中力を欠いて思わぬケガをしてしまったり・・・といったことが考えられます。屋外で行うスポーツですので暑さ対策は万全に乗り切りたいところです。

●日陰で休むことも時には必要
 練習中には帽子を着用していると思いますが、炎天下の中、長時間にわたって日光にさらされているとどうしても疲労がたまりやすくなります。練習の合間にはこまめな水分補給を行っていると思いますが、同時に日陰で休憩をとることも心がけましょう。冷たいタオルや氷をいれた氷のうなどを準備し、首や脇の下、膝裏など大動脈に近い部位を直接冷やすと暑さが和らぎます。また汗をかくことそのものが、身体の体温を下げる効果があるのですが、汗をふいた後に扇風機やうちわなどを使って直接風を身体に当てると、気化熱が奪われて涼感を得られます。ただし汗をかいたウエアをそのまま着ていると今度は体温が奪われて風邪をひいたり、体調を崩したりすることがあるので注意しましょう。

●冷たい飲み物のとりすぎに注意
 暑いからといってキンキンに冷えた飲み物をがぶ飲みしてしまうと、胃腸が冷えてしまい消化不良を起こしてしまいます。また大量の飲み物は胃の膨満感を助長し、食欲不振に陥ることにもなります。食事量が減ってしまうと身体を動かすエネルギー源が不足し、体力や免疫力の低下につながります。こまめな水分補給は大切ですが、「大量に」「冷たすぎる」飲み物をとることは避けましょう。

●暑さをしのぐ入浴法
 疲労回復には湯船につかって身体全体の血流を良くすることが大切ですが、暑い日だと湯船につかって入浴するのはためらう人が多いかもしれません。そんなときには冷水シャワーを効果的に使いましょう。湯船につかって身体をしっかり温めた後、お風呂から出るときに冷たいシャワーで手先や足先などを冷やすようにします。湯船につかることで身体全体は温まっていますし、皮膚表面を冷やすことで湯冷めすることを防ぐことも出来ます。暑い日は全身シャワーでも構いませんが、あまり水の温度が冷たすぎないように温度調節をしましょう。


  



PICK UP!

新着情報