学校・チーム

【海星高校】好プレーを生み出す「気持ちの高め方」(その4)

2016.7.15

チームのキズナが団結力を高める!
部員がやってるメンタル力アップの秘訣

各自のメンタル力をアップさせるには強制的にやらせるのではなく、自主性を伸ばすのが重要。選手が自ら考える声がけや気持ちの高め方について教えてくれた。


その2
好プレーを生み出す「気持ちの高め方」

3年・内野手
服部海斗

打席で気合いを入れる
「感謝の気持ちを忘れず、好きな曲を聞きながら最高のイメージを持つ!」













3年・捕手
飯島侑

起床時の気持ちの持ち方が重要
「ユーティリティープレーヤーになりたいので常に本気で取り組み中」。













3年・内野手
二神友哉

朝起きたときに気合いを入れる
「四番を任せられているので、気持ちを強く持つようにしています」。














3年・投手
長田悠吾

目標を明確にする
「目標とする動画をみることで、より冷静に対応できるようになりました」。













3年・外野手
大森友太

心・技・体が揃ったバッターを目指す
「自分がそうなりたいと思う動画を見て、秋山翔吾選手(埼玉西武ライオンズ)のようになる!」













2年・内野手
松下裕人

「元気が一番」を実行
「毎日の朝礼で声出し役を自ら買って出ると、めっちゃ気合いが入ります」。















好プレーを生み出す「気持ちの高め方」のコツ
・日頃から成功するイメージを膨らませる
・音楽や動画など心の底から楽しめる何かを見つける
・気分を盛り上げるのと同じくらい落ち着かせることも重要



年に数回行われている講習会でメンタルを強化

メンタルトレーナーの話を聞いた後や、ディスカッションをした後は、選手全員で「いいね!」のポーズをすることにより一体感が生まれる。

メンタルを強化すべく、昨秋からメンタルトレーナーを招いた講習会を行っている。これまでに2回講習会を開いており、今回が3回目だ。
 取材当日は「感謝」をテーマに約4時間の講習が開催され、仲間、監督、両親、自然への感謝する気持ちを表現する方法を学んだり、さまざまな角度からディスカッションが行われた。選手たちは、日頃支えてくれている両親へ向けて感謝の手紙をしたためていたが、中には感極まり涙を流す選手も。また、スクリーンに映像を流し、選手たちは見終わると二人一組になり議題に沿った話し合いを行ったり、講習会では絶えず選手たちが積極的に参加する光景が見受けられた。
 過去2回の講習では、気持ちを盛り上げる方法や、上がりきった気持ちを落ち着かせる方法など、心をコントロールする術を学んでいる。選手は以前にくらべ「冷静に対応できるようになった」、「周りをよく見られるようになった」など講習を受け、実践のシーンで役に立ったと実感しているようだ。



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