企画

【”パイセン”による海外留学のススメ】植本達也パイセン

2019.11.11

高校卒業後、野球を続けるなら、日本の大学や社会人という道が定番だったが、今では『野球留学』という新たな選択肢も増えている。
ここでは、異国の地で野球を続けるパイセン(=先輩の意)を紹介。進路に悩む君たちの心を動かす貴重な話が満載だ!


今月の”パイセン” 植本達也(うえもと たつや)

神奈川県相模原市出身。中学生のときは相模原ベースボールクラブで活躍し、向上高校へと進学。スリークォーターから繰り出す左右に投げ分ける直球と、カーブ、スライダーなどが武器の右腕としてチームをけん引。高校卒業後は、中学時代から憧れていたアメリカで野球をするという夢を実現させるため、アスリートブランドを通じて留学中。

野茂英雄氏が海を渡った1995年以降、日本でもBSやCS放送でメジャーリーグの試合が数多く放送されている。今では動画配信サイトでも視聴できるため、将来プロになりたいという野球少年にとってメジャーリーグは身近な存在となっているに違いない。今回紹介する植本達也パイセンも小中学生の頃からメジャーリーグを見て、憧れを抱いた野球少年だった。
「メジャーでプレーする選手を見ていると、同じ舞台でプレーをしたいなという気持ちが自然と湧いてきました」。

中学生のときには短期の野球留学も経験。神奈川・向上高校に進学してからも、アメリカでプレーする夢を持ち続けていたという。そんな植本パイセンだが、進路決定時期には迷いもあった。「本当にやっていけるかという不安があったんです。そんなとき高校の監督から、アスリートブランドを通じてアメリカの大学で野球をしている先輩の話を聞かせてもらい、セレクションは絶対に受けようと決めました」。

野球留学の際、費用の問題もあり親が難色を示す場合も多い。しかし、中学時代に野球留学をしていた植本パイセンの両親は、すぐに理解を示してくれた。「セレクションに行きたいと言ったら、『早く行ってこい』って感じで反対はされませんでした。その後の留学についても、日本の大学に進学して遊んでしまうよりは、アメリカの大学に行って苦労も含めていろんな経験をしたほうがいいと。そんな両親のためにも、絶対に結果を残さないといけないなと思っています」。

高校の恩師や両親に背中を押され、セレクションに参加した植本パイセン。約1週間で複数の大学を回るハードな日程だったが、疲れを忘れてしまうほどの高揚感を抱いた。
「グラウンドがきれいで、ウエイトトレーニングルームの設備も充実していて、野球に集中できるすばらしい環境が揃っているのはもちろんですが、セレクションに合格すれば高いレベルで野球ができるという喜びが湧いてきたんです。今、僕が通っている大学も、強豪校で何人ものメジャーリーガーを輩出していますから、ここなら自分のレベルアップにもつながるなと思いました」。

アメリカの大学は8月下旬から9月にかけて始業するため、(2019年9月取材時点では)本格的なスタートはこれからだが、野球部の人たちと積極的にコミュニケーションをとり異国での生活にも慣れてきたという。そんな植本パイセンに、今の課題を聞くと勉強という答えが返ってきた。
「高校まで勉強を頑張るタイプではなかったんです。でも、アメリカの大学では成績が悪いと、プレーのレベルが高い選手でも試合に出してもらえません。4年制大学に編入する際も成績で奨学金の有無が決まりますから、勉強も必死でやらないといけません」。

“プレーを続けるなら、高いレベルで”という強い気持ちを持ち続けている植本パイセン。現役を引退後には「指導者にも興味がわいてきたので、ずっと野球に関わる仕事がしたい」という新たな夢も語ってくれた。目標へ向かって突き進むパイセンの姿勢に、共感を受ける人も多いのではないだろうか。

パイセンQ&A

Q:アメリカと日本で野球に対する違いは感じますか?
A:コーチが選手の身体をすごく気にかけること。日本のようにケガを隠す選手はいません。

Q:アメリカでの生活は慣れましたか?
A:食事は寮での自炊がメインなのですが、最初は何も作れず大変でした。今では、料理にも慣れました。

Q:英語でのコミュニケーションに不安はなくなりましたか?
A:英会話はまだまだ勉強が必要ですが、日常会話は少しずつできています。休みの日でもチームメイトと交流する時間を作ってます。

Q:今後の目標は何ですか?
A:とにかく勉強を頑張って、野球でも成績を残すこと。将来は、メジャーリーグでも、日本でも高いレベルで野球がしたいです。

パイセンの海外留学の様子


身体を気遣ってくれるコーチの存在も力を与えてくれる

すべての設備が充実していて、野球に没頭できる

ハードな日程のセレクションも、人生にかげかえのない経験に

野球に対して高い意識を持つ仲間たちとプレーできることはすばらしい

HOW to 海外留学 


セレクションは通常、現地のアメリカ人と一緒に練習に参加するので、アメリカ特有の雰囲気が体感できる

決して遠くない海外への道。勇気を持って、ぜひトライしてみよう!

海外留学へ挑戦するための流れは、いたってシンプル!進路を決めるのは、最後の夏が終わったあと。高校球児として“引退”したあとから、海外挑戦の歩みは始まることになる。挑戦を決めたら、手続きをし、秋に現地に渡って米大学野球部セレクションに参加。見事合格となれば、入学手続きを踏み、アメリカでの大学生活をスタートできるのだ。

留学会社を選ぶ5つのポイント

1.4年生大学への進学実績
2. 就職実績
3 .野球部に入るまでをサポートしてくれるか
4 .留学先の大学を訪問させてもらえるか
5 .先輩留学生たちの話を現地で直接聞けるか

君の未来に、野球留学の選択肢を!

【STEP1】秋に行なわれる米大学セレクションへ参加!

【STEP2】野球部合格=大学合格!諸手続き

【STEP3】来年3月以降に渡米!

【米大学野球部セレクション日程】

(2019年例)9/16〜23、9/29〜10/6、10/28〜11/5

※アメリカでは留学生である日本人が1年目から奨学金をもらうことは極めて稀。現地で実績を出すことで3、4年目(場合により2年目)から奨学金をもらうのが一般的。行きたい土地というよりプレーチャンスの多い学校に行き、そこで実績を出す方がさまざまな点からオススメ。就職実績:プロ野球選手(NPB、日米独立)、プロ野球球団関係者(通訳、トレーナー等2018年6名)、国際スポーツ連盟、大手上場企業、官公庁、プロレーサー、大学職員、起業独立など。詳しくはお問い合わせ下さい。

 


アメリカ野球留学はアスリートブランドで!
高校野球部向けの無料説明会も実施中

【お問い合わせ先】
http://www.athlete-brand.com/baseball/selection/
TEL.03-3230-0036(代表)


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