企画

【”パイセン”による海外留学のススメ】小島和也パイセン

2019.7.30

集大成となる夏が終われば、3年生は次なる夢へと歩み始める。しかし、進路に悩んで第一歩を踏み出せない人もいるのではないか。
ここでは、新たな可能性を発見できる『野球留学』という道を選んだパイセン(=先輩の意)を紹介。進路に悩む君たちの心を動かす貴重な話が満載だ!


今月の”パイセン” 小島和也(こじまかずや)

神奈川県横浜市出身。高校入学までは六大学野球を目指し、神奈川の古豪・鎌倉学園高校へ進学。高校3年のときはエースとして活躍し南神奈川県予選でチームを30年ぶりの決勝へと導いた。日本で大学受験も考えたが、将来の可能性を考え、アメリカ留学を決意。


子どもの頃から野球を続けていれば、高校で甲子園に出てプロになるとか、一流選手と同じ大学へ行って野球がしたいとか、さまざまな思いを巡らせるはずだ。今回紹介する小島和也パイセンも、野球で名を馳せる大学でプレーがしたいと考えた過去がある。
「高校入学時は、六大学リーグのどこかでプレーしたいという夢を持っていました。高校2年のとき、アスリートブランドさんから、進路の一つとして野球留学があること教えてもらったときも、気持ちは揺らぎませんでした」。

 夢を諦めずに努力を続けた結果は、第100回の記念大会県予選での決勝進出。甲子園出場にはあと一歩及ばなかったが、エースとして精いっぱいの投球を見せた。それでも志望していた大学から声はかからず、夢を実現させるには、受験で合格するしかなかった。
「夏の県予選が終わった直後は受験をしようと思っていました。しかし、猛勉強しても受からないんじゃないかっていう不安が徐々に湧いてきたんです。そんなときに野球留学の話を思い出して、これもありかなと……

 しかし小島パイセンは、すぐに決断はできなかった。なぜなら受験までは半年の準備期間を設けられるが、野球留学のためのセレクションまでは1ヵ月半という状況だったからだ。小島パイセンは自身の悩みを両親に告白。すると「セレクションへ行って来い」と背中を押してくれたという。「それまでも、僕のやることには理解を示してくれた両親だったので、本当に感謝しています」。それでも現地での生活や言葉の壁などすべての不安は払拭できないまま、セレクションへ参加することに。「だから、アメリカに着いた時点では、僕の気持ちのなかで野球留学が占める割合は30%ぐらいでした」とも教えてくれた。

 そして迎えた現地でのセレクション。5つの大学を回る内容だったため、移動が本当に大変だったが、訪れた大学のグラウンドの雰囲気や設備の良さを見て、アメリカで野球をしたいという気持ちが強くなる。さらに、セレクションでコーチから投げるたびに「いいボールだ!」と褒められたこともモチベーションにつながった。「僕だけでなく、選手全員を褒めている印象でした。指導法も含めた環境の違いを肌で感じて、アメリカで野球を続ければ新たな可能性が開けると実感しましたね」セレクション終了後、複数の大学からオファーを受けた。「多くの選択肢をいただきましたが、日本人の少ない環境に身を置きたいと思ったので、今の学校を選びました」。

 今年6月から現地に渡っている小島パイセン。留学前にアスリートブランドと提携する塾で英語勉強に励んだことで不安はなくなったという。「塾で英語を学べたことは本当に大きかった。日常生活の中で実戦できる英語の勉強法だけでなく、大学卒業後に役立つ社会の知識なども教えてもらいましたから」。

 小島パイセンの野球留学は始まったばかりだが、「結果を残せば、奨学金付きで4年大に編入できますし、将来の進路も限りなく広がると思う」と前を向いている。

 一つの夢を追い続けることも大切だが、選択肢はひとつではない。将来に迷いがあるなら、小島パイセンの話も参考にしてほしい。

パイセンQ&A

Q:野球留学を決意した一番の理由は?
A:日本の大学へ進むよりも、環境が整っているアメリカで野球をしたいという気持ちが強くなったからです。

Q:アメリカと日本で野球に対する違いは感じますか?
A:とにかく野球が好きな人が多い。だから、これまでの肩書を気にすることなくプレーできるのがいいですね。

Q:英語は得意でしたか?
A:苦手でした。でも、提携の塾で学校の授業とは違う学習法を教えてもらい、見違えるほど英語が理解できるようになりました。

Q:今でも英語の勉強は続けてますか?
A:はい。会話をしていて聞き取れないことも多いので、英語を聞いて言葉に出すシャドーイングを中心に、勉強を続けています。

パイセンの海外留学の様子


全面天然芝のグラウンドでプレーができるなんて本当に夢のようでした

アップの時間は10〜15分。日本のときより短いので、少し焦りましたね(笑)

一緒にセレクションに参加した仲間たちとの会話でリフレッシュできました

コーチから「すばらしい! いいボールだぞ!」って言ってもらえたことが本当にうれしかったです

入学時に行われたオリエンテーション。他国からの留学生との交流は楽しかったです

HOW to 海外留学


セレクションは通常、現地のアメリカ人と一緒に練習に参加するので、アメリカ特有の雰囲気が体感できる。

決して遠くない海外への道。勇気を持って、ぜひトライしてみよう!

海外留学へ挑戦するための流れは、いたってシンプル!進路を決めるのは、最後の夏が終わったあと。高校球児として“引退”したあとから、海外挑戦の歩みは始まることになる。挑戦を決めたら、手続きをし、秋に現地に渡って米大学野球部セレクションに参加。見事合格となれば、入学手続きを踏み、アメリカでの大学生活をスタートできるのだ。
大学では当然、野球以外の勉強もいち学生として学んでいく。語学を学びつつ、最後まで通えば通常の“大卒”として就職活動もできる。その後、どんな道を歩むかは君次第! ひとつの選択肢として、考えてみよう!

留学会社を選ぶ5つのポイント

1.4年生大学への進学実績
2. 就職実績
3 .野球部に入るまでをサポートしてくれるか
4 .留学先の大学を訪問させてもらえるか
5 .先輩留学生たちの話を現地で直接聞けるか

君の未来に、野球留学の選択肢を!

【STEP1】秋に行なわれる米大学セレクションへ参加!

【STEP2】野球部合格=大学合格!諸手続き

【STEP3】来年3月以降に渡米!

【米大学野球部セレクション開催】

第1弾9/15〜22、第2弾9/29~10/6、第3弾10/13~20

米大学野球部セレクション開催:第1弾9/15〜22、第2弾9/29~10/6、第3弾10/13~20
※アメリカでは留学生である日本人が1年目から奨学金をもらうことは極めて稀。現地で実績を出すことで3、4年目(場合により2年目)から奨学金をもらうのが一般的。行きたい土地というよりプレーチャンスの多い学校に行き、そこで実績を出す方がさまざまな点からオススメ。就職実績:プロ野球選手(NPB、日米独立)、プロ野球球団関係者(通訳、トレーナー等2018年6名)、国際スポーツ連盟、大手上場企業、官公庁、プロレーサー、大学職員、起業独立など。詳しくはお問い合わせ下さい。

 


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TEL.03-3230-0036(代表)


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